- 著者 柳田 国男
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2013年07月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 240
- ISBN:
- 9784044083175
火の昔
- 著者 柳田 国男
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2013年07月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 240
- ISBN:
- 9784044083175
火の発展を辿れば人類の生活史が見えてくる!
かつて人々は、どのように火を使い、暗闇を照らしてきたのか。照明・煮炊き・暖房ほか、火にまつわる道具や風習の実例を丹念に集め、日本人の生活史を辿る。暮らしから次々と明かりが消えていく戦時下、「火の文化」の背景にある先人の苦心と知恵を見直した意欲作。解説・石原綏代、池内紀
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
もくじ
はしがき
やみと月夜
ちょうちんの形
ろうそくの変遷
たいまつの起こり
盆の火
燈籠とろうそく
家の燈火
油とあんどん
燈心と燈明皿
油屋の発生
ランプと石油
松のヒデ
松燈蓋
屋外の燈火
火の番と火事
火をたいせつにする人
火を作る法
ほくちおよびたきつけ
いおうつけ木と火吹竹
民の煙
しばと割木
ホダと埋火
火を留める
炉ばたの作法
下座と木じり
火をたく楽しみ
火正月
炉のかぎのいろいろ
かぎから鉄輪へ
おかまとへつい
庭かまどの変遷
こんろになるまで
漁樵問答
わらとわら灰
木炭時代
ふろとこんろ
町の燃料
燃料の将来
火の文化
注釈
解説 石原綏代
新版解説 池内 紀
やみと月夜
ちょうちんの形
ろうそくの変遷
たいまつの起こり
盆の火
燈籠とろうそく
家の燈火
油とあんどん
燈心と燈明皿
油屋の発生
ランプと石油
松のヒデ
松燈蓋
屋外の燈火
火の番と火事
火をたいせつにする人
火を作る法
ほくちおよびたきつけ
いおうつけ木と火吹竹
民の煙
しばと割木
ホダと埋火
火を留める
炉ばたの作法
下座と木じり
火をたく楽しみ
火正月
炉のかぎのいろいろ
かぎから鉄輪へ
おかまとへつい
庭かまどの変遷
こんろになるまで
漁樵問答
わらとわら灰
木炭時代
ふろとこんろ
町の燃料
燃料の将来
火の文化
注釈
解説 石原綏代
新版解説 池内 紀
「火の昔」感想・レビュー
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人間の生活に火がどのように関わってきたのかを考察した本。提灯や蝋燭、行灯と火の変遷が語られており、昔の闇を駆逐しようとする動きが優しく語られている。これを書いている今、夜なので電気を消してみたが、遠く …続きを読む2013年08月05日39人がナイス!しています
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戦時中の灯火管制下、青少年、特に女性を対象に、火の使用に関する歴史が語られる。当り前のものが当たり前ではなくなったことを奇貨として、若者に史心を育てようという試みである。灯火や囲炉裏、竈など身近なもの …続きを読む2018年02月06日3人がナイス!しています
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火というのは、結局よくわからない。人間を生かしもするし、殺しもする。物質ではない。現象である。人間は常に火とともに生きてきた。生活に火は必需品だった。しかし、そう言えるのもいつまでだろうか。昔、火があ …続きを読む2016年01月09日3人がナイス!しています