鼠、危地に立つ

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2013年12月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
256
ISBN:
9784041011430

鼠、危地に立つ

  • 著者 赤川 次郎
  • カバーイラスト 宇野 信哉
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2013年12月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
256
ISBN:
9784041011430

人情厚く、気風のよい江戸っ子次郎吉が、市井の事件を解決!

ちょいとドジを踏んでしまい、捕手に追いかけられてしまった鼠小僧の次郎吉。追っ手を撒くために入った家には、母と娘の死体があった。この親子に何があったのか気になった次郎吉は、調べる事に……。 ちょいとドジを踏んでしまい、捕手に追いかけられてしまった鼠小僧の次郎吉。追っ手を撒くために入った家には、母と娘の死体があった。この親子に何があったのか気になった次郎吉は、調べる事に……。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

次郎吉(じろきち)

「表」の顔は、<甘酒屋次郎吉>と呼ばれる遊び人。しかしその「裏」の顔は、江戸で評判の<鼠>。いなせで気っ風のいい江戸っ子気質で、庶民の窮状を見過ごすことができない。

小袖(こそで)

次郎吉の妹。兄思いのしっかり者で、気立てのいい娘だが、実は小太刀の達人でもある。<鼠>である兄を助け、事件解決に一役買うこともしばしば。男勝りな性格。

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「鼠、危地に立つ」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 短編4話。甘酒屋次郎吉、妹の小袖。活躍は留まるところを知らない。武家であっても、商家であっても、神出鬼没。問題解決にあたる。不幸にも自害したり、殺されたりという事件がある割には、ほのぼのとした場面もあ 短編4話。甘酒屋次郎吉、妹の小袖。活躍は留まるところを知らない。武家であっても、商家であっても、神出鬼没。問題解決にあたる。不幸にも自害したり、殺されたりという事件がある割には、ほのぼのとした場面もある。いつになったら次郎吉は結婚するかが焦点かも。 …続きを読む
    kaizen@名古屋de朝活読書会
    2014年10月23日
    126人がナイス!しています
  • 123 ★★★☆☆ 【KU】鼠シリーズ第6巻、今巻も一気読み。池の水が一夜にして抜け大事な鯉が死んでしまう、銀山で肺を患った人たちが姿を消す、火薬を扱っていた浪人と二転三転する話が面白い。家老を討つ話、鼠が隠れた 123 ★★★☆☆ 【KU】鼠シリーズ第6巻、今巻も一気読み。池の水が一夜にして抜け大事な鯉が死んでしまう、銀山で肺を患った人たちが姿を消す、火薬を扱っていた浪人と二転三転する話が面白い。家老を討つ話、鼠が隠れた長屋が取り壊しになった話(都合よく通りすがりのお坊さんが登場)、狼に喉を食いちぎられた話、幼い子供に執着をもつ殿様の話とどれをとっても続きが気になるの。剣豪の小袖、定職を持たずブラブラしている甘酒屋の次郎吉が町で噂にならないわけがないのだけれど、細かいことは気にせず楽しみましょう。面白かったです。 …続きを読む
    もと (旧リエさん)
    2024年08月22日
    41人がナイス!しています
  • 鼠シリーズ第6弾、3巻から登場の診療所の女医千草とお国が、レギューラとして登場し安定した面白さ。ちょいとドジを踏んでしまった“鼠小僧”こと次郎吉。忍び込んだ大名屋敷で、狙った大金はなく、いつもならそこで諦 鼠シリーズ第6弾、3巻から登場の診療所の女医千草とお国が、レギューラとして登場し安定した面白さ。ちょいとドジを踏んでしまった“鼠小僧”こと次郎吉。忍び込んだ大名屋敷で、狙った大金はなく、いつもならそこで諦めるところ、ちょいと好奇心が頭をもたげた。開いている土蔵の扉に近づいた途端、侍と鉢合わせてしまったのだ。たちまち捕手が集まってきて、細い路地へ追い詰められる。一軒の長屋へ身を隠そうと戸を開けると、そこには血に染って死んでいる母と娘の姿が…。次巻7巻は2014年03月発売の「鼠、狸囃子に踊る」。 …続きを読む
    kazu@十五夜読書会
    2014年10月26日
    39人がナイス!しています

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著者紹介

赤川 次郎(あかがわ・じろう)

一九四八年、福岡県生まれ。七六年、「幽霊列車」で第15回オール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。作品が映画・ドラマ化されるなど、続々とベストセラーを刊行。「三毛猫ホームズ」シリーズ、「鼠」シリーズ他、『セーラー服と機関銃』『ふたり』など著書多数。二〇〇六年、第9回日本ミステリー文学大賞、一六年『東京零年』で第50回吉川英治文学賞を受賞。

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