ジェノサイド 上

このミステリーがすごい!2012年版1位, 週刊文春ミステリーベスト10 1位, 第2回山田風太郎賞受賞,  第65回日本推理作家協会賞受賞

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2013年12月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
400
ISBN:
9784041011263
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このミステリーがすごい!2012年版1位, 週刊文春ミステリーベスト10 1位, 第2回山田風太郎賞受賞,  第65回日本推理作家協会賞受賞

ジェノサイド 上

  • 著者 高野 和明
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2013年12月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
400
ISBN:
9784041011263

2012年版「このミス」1位! 超弩級エンタテインメント!!

イラクで戦うアメリカ人傭兵と日本で薬学を専攻する大学院生。二人の運命が交錯する時、全世界を舞台にした大冒険の幕が開く。アメリカの情報機関が察知した人類絶滅の危機とは何か。一気読み必至の超弩級エンタメ! イラクで戦うアメリカ人傭兵と日本で薬学を専攻する大学院生。二人の運命が交錯する時、全世界を舞台にした大冒険の幕が開く。アメリカの情報機関が察知した人類絶滅の危機とは何か。一気読み必至の超弩級エンタメ!

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

4冠達成!各界から絶賛の声!

おすすめコメント

この物語は、人類の行方を予言している。新たな神話を読むようだ。――中江有里氏(女優・脚本家)

超面白い映画を三本分見たくらいの達成感があります!エンタメ小説としても面白いんですが、大げさじゃなく自分の人生観、哲学が変わりました!!――鈴木おさむ氏(放送作家)

ここにハリウッドを凌ぐ、一休の娯楽作品がある。こんなスケールのデカい小説を書ける作家がいたなんて、日本もまだ捨てたもんじゃない。――小島秀夫(「メタルギア」シリーズ監督)

瞬きも息継ぎも忘れる勢いで最後まで一気読み、上質のエネルギーを注がれて細胞が一気に活性化しました!――ヤマザキマリ氏(漫画家・「てる前・ロマエ」)

壮大な物語だ。息を呑む物語だ。私たちは滅びていく生き物なのかもしれないが、だからといって俯くことはない。本書を読むとそんな気がしてくる。これは、私たちの未来を語る物語だ。――北上次郎氏(文芸評論家)「本の旅人」2011年4月号より

プロモーションムービー

『ジェノサイド』公式PV

高野和明『ジェノサイド』(角川文庫)テレビCM

「ジェノサイド 上」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 刊行当時以来の再読。今読むと、バーンズ大統領の顔がどうしてもトランプ大統領に脳内変換されて「ああ、この人だったらこういう事言いそう」と変に説得力を感じる。上下巻に分けて読むと、上巻は非常に先が気になる 刊行当時以来の再読。今読むと、バーンズ大統領の顔がどうしてもトランプ大統領に脳内変換されて「ああ、この人だったらこういう事言いそう」と変に説得力を感じる。上下巻に分けて読むと、上巻は非常に先が気になるところで終わるのが心憎い。なんとなく全体像が掴めそうで掴めない、ココからもう一段物語が加速しそうな匂いがプンプンするところで終わる。改めて読むと、重要な人物の登場が意外に遅く、前半に印象的に登場する人物は物語終盤ではモブ化している事に気付く。ヌースの顔がイマイチイメージしづらい。画像で見てみたい。 …続きを読む
    W-G
    2017年10月21日
    1056人がナイス!しています
  • 1個体対象の「ジェノサイド」をめぐるSF。現代政治・科学の精緻な設定が土台で、とても惹き込まれた。民主主義に潜む独裁政治。それは国家を建前に、極めて個別な利己の本音で、国民を蔑ろにするだけなく、殺戮行動 1個体対象の「ジェノサイド」をめぐるSF。現代政治・科学の精緻な設定が土台で、とても惹き込まれた。民主主義に潜む独裁政治。それは国家を建前に、極めて個別な利己の本音で、国民を蔑ろにするだけなく、殺戮行動すら正当化する。その影響で理不尽に根深く今も混沌続くアフリカが舞台。数学的技術から発達するネット空間と政治手段である戦争も軸に。そして科学の最前線。創薬の作用点タンパク質の動態から化学的ドラックデザインが困難なことも持ち出す。主題の生物進化。進化は小さな変異の斬進性と理解されてきたが、断続性も。下巻へ急げ。 …続きを読む
    ろくせい@やまもとかねよし
    2022年05月01日
    618人がナイス!しています
  • アクション×パニック×ミステリー が大好きなabsintheは避けることができず、好評も手伝って買い。面白い!アクションも手ごたえがあって、いろいろ勉強にもなった。こういったスケールの大きな作品を書くことができ アクション×パニック×ミステリー が大好きなabsintheは避けることができず、好評も手伝って買い。面白い!アクションも手ごたえがあって、いろいろ勉強にもなった。こういったスケールの大きな作品を書くことができる日本人がいたことも感激。ハリウッドで映画化してほしいという感想にも賛成。 特殊部隊員が出身部隊ごとにハンドサインが異なって面喰ったり、戦場でのトイレ問題とか(臭いで探知される?)知らないこともたくさん書いてあってリアルさが増している。(どこまで本当のことかは知らないけど。) …続きを読む
    absinthe
    2015年08月30日
    501人がナイス!しています

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著者紹介

高野和明(たかの かずあき)

1964年生まれ。2001年に『13階段』で江戸川乱歩賞を受賞し、作家デビュー。
『ジェノサイド』で山田風太郎賞、日本推理作家協会賞を受賞した他、「このミステリーがすごい! 2012年版」「週刊文春ミステリーベスト10」の1位を獲得。
他の著書に『グレイヴディッガー』『幽霊人命救助隊』など。自著のドラマ化『6時間後に君は死ぬ』では脚本・監督も務めた。

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