- 著者 高代 延博
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2013年06月17日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 248
- ISBN:
- 9784041104842
WBC 侍ジャパンの死角
- 著者 高代 延博
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2013年06月17日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 248
- ISBN:
- 9784041104842
重盗の責任は私にある。サインを出したコーチの告白。
山本監督と梨田ヘッドに「(ダブルスチールを)狙わせますよ」と確認を取った。
山本監督は「おー、行かしてくれ」と言った。
2点負けているのだ。黙っていても成り行きでゲームは動かない。
この場面での重盗は、野球のセオリーからは外れているかのもしれない。
しかしだからこそ、相手は油断している。
相手のスキをみつければ、そこにつけこみ、傷口を広げて止めを刺す。
それが侍ジャパンが目指してきたスモールベースボールの神髄である。
ここで狙わずして、何がスモールベースボールか。(本文より)
山本監督は「おー、行かしてくれ」と言った。
2点負けているのだ。黙っていても成り行きでゲームは動かない。
この場面での重盗は、野球のセオリーからは外れているかのもしれない。
しかしだからこそ、相手は油断している。
相手のスキをみつければ、そこにつけこみ、傷口を広げて止めを刺す。
それが侍ジャパンが目指してきたスモールベースボールの神髄である。
ここで狙わずして、何がスモールベースボールか。(本文より)
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
もくじ
第1章 灰色のチームカラー
――侍ジャパンのメンバー決定
第2章 燻し銀のヒーロー
――福岡1次ラウンド、ブラジル、中国、キューバ戦
第3章 4時間37分の死闘
――東京2次ラウンド、台湾、オランダ戦
第4章 重盗ミスの真実
――サンフランシスコの準決勝、プエルトリコ戦
――侍ジャパンのメンバー決定
第2章 燻し銀のヒーロー
――福岡1次ラウンド、ブラジル、中国、キューバ戦
第3章 4時間37分の死闘
――東京2次ラウンド、台湾、オランダ戦
第4章 重盗ミスの真実
――サンフランシスコの準決勝、プエルトリコ戦
「WBC 侍ジャパンの死角」感想・レビュー
-
日本中の野球ファンの思いを乗せた打球がプエルトリコのセンターのグラブに収まった時、WBC三連覇の夢ははかなく消えた。本書は、コーチとして、第二回で優勝の美酒を、第三回で悔しい思いを味わった「高代コーチ …続きを読む2013年06月27日49人がナイス!しています
-
ずっと『あの重盗』がひっかかっていたので3塁コーチャーの当事者高代氏による書き下ろしを購入してみた。結果的には重盗だけでなく代表監督選び、コーチ選び、前回大会の内実、井端の守備、中田の打撃フォーム改造 …続きを読む2013年09月28日12人がナイス!しています
-
著者が第3回WBCのコーチに呼ばれてから、準決勝敗退で終戦するまでの半年間の記(たまにそれ以前の話も)。コーチの仕事の実態、そして体制と様々な問題点、提言…。各試合の描写は緊迫感に満ち、ドキュメンタリーと …続きを読む2016年03月09日8人がナイス!しています