仏教のことばで考える

仏教のことばで考える

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2013年03月23日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
208
ISBN:
9784044089078
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仏教のことばで考える

  • 著者 松原 泰道
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2013年03月23日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
208
ISBN:
9784044089078

長い歴史の中で変わってきた仏教語の本来の意味は? 仏教の教えを知る近道

「無常」とは、単なる「はかなさ」を表す虚無的な言葉なのか。「業が深い」「業つくばり」など、「業」にはなぜ悪いイメージがつきまとうのか。仏教伝来から1500年、本来の思想から遠く離れた意味で使われることも多くなった仏教語。現代の語り部として仏教の思想を広く人々に説き続けた著者が、その本当の意味を分かりやすく教える。著者の体験を通した身近な事例によって語られる話は、人生を深く考えるための指針ともなる。 「無常」とは、単なる「はかなさ」を表す虚無的な言葉なのか。「業が深い」「業つくばり」など、「業」にはなぜ悪いイメージがつきまとうのか。仏教伝来から1500年、本来の思想から遠く離れた意味で使われることも多くなった仏教語。現代の語り部として仏教の思想を広く人々に説き続けた著者が、その本当の意味を分かりやすく教える。著者の体験を通した身近な事例によって語られる話は、人生を深く考えるための指針ともなる。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

はじめに
第一章 自燈明
第二章 諸行無常
第三章 幸福
第四章 悉有仏性

「仏教のことばで考える」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 語学的な興味で読んだのだが、「一切の事象は原因とその原因に働きかける縁との、さまざまなかかわりあいに依って生ずる。」という仏教の根底にある考え方、心を澄ませて現象を観測し、法=理を見極めようとする姿勢 語学的な興味で読んだのだが、「一切の事象は原因とその原因に働きかける縁との、さまざまなかかわりあいに依って生ずる。」という仏教の根底にある考え方、心を澄ませて現象を観測し、法=理を見極めようとする姿勢は、物理学者のようだ。 実に面白い。 創造主を否定する考え方は物理学者よりもよほどリアリストかもしれない。 「諦める」のもともとの意味は目から鱗。 そして「南無」と「ナマステ」が同語源だったとは! …続きを読む
    こらぴし
    2013年05月23日
    2人がナイス!しています
  • しみじみ読めば~しみじみとぉ~。お堅くなりすぎず、丁寧でありながら、俗世から離れすぎず、やんわりとして、真のある、滋養のあるお言葉。 しみじみ読めば~しみじみとぉ~。お堅くなりすぎず、丁寧でありながら、俗世から離れすぎず、やんわりとして、真のある、滋養のあるお言葉。
    山野たぬき
    2016年08月27日
    1人がナイス!しています

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