つばさものがたり

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2013年01月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
464
ISBN:
9784041006887
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つばさものがたり

  • 著者 雫井 脩介
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2013年01月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
464
ISBN:
9784041006887

『クローズド・ノート』の感動ふたたび! 感涙必至の家族小説!!

パティシエールの小麦は、ケーキ屋を開くため故郷に戻ってきた。だが小麦の店を見て甥の叶夢は「はやらないよ」と断言する。叶夢の友達の「天使」がそう言っているらしいのだが……感涙必至の家族小説。 パティシエールの小麦は、ケーキ屋を開くため故郷に戻ってきた。だが小麦の店を見て甥の叶夢は「はやらないよ」と断言する。叶夢の友達の「天使」がそう言っているらしいのだが……感涙必至の家族小説。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

おすすめコメント

今回は完敗した。上を向いても涙が止まらない。
下を向くと涙で文字が見えないので、最後は仰向けになってこの作品を読んだ。
――ジュンク堂書店ロフト名古屋店 清水大志郎さん

叶夢、レイ、小麦に、困難なことがあってもひたむきに頑張ることができる力を与えてもらいました。ふとした瞬間に空を見上げたくなる素敵な小説です。
――八重洲ブックセンター本店 平井真実さん

小麦ちゃんも叶くんも他の人たちも私にとってはみんな“希望の星”に見えました。
本当に素敵な優しい物語です。
――文教堂書店浜松町店 大浪由華子さん

私たちの傍らに、こんな天使はいてくれるのだろうか?
著者がこの作品を書いている時は、いたに違いない、きっと。
――紀伊國屋書店ゆめタウン徳島店 朝加昌良さん

夢のケーキ屋さんを開いたパティシエールの小麦。病魔に侵されていても、一所懸命に働く小麦のひたむきさ、それを支える家族の愛情に涙がでます。
人を大切に思うこころを思い起こさせてくれます。読むときには箱ティッシュ必携です。
――旭屋書店 経営戦略本部 硲千佳子さん

「つばさものがたり」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • ちょっと変わった子供、叶夢を持つ兄と、小さい頃からの夢を実現しようと菓子作りをする妹。妹の小麦という名前は兄の発案とのこと。お菓子屋さんの名前ファボリ・ダンジュも兄がつけた。あまりにも悲しい物語に微笑 ちょっと変わった子供、叶夢を持つ兄と、小さい頃からの夢を実現しようと菓子作りをする妹。妹の小麦という名前は兄の発案とのこと。お菓子屋さんの名前ファボリ・ダンジュも兄がつけた。あまりにも悲しい物語に微笑ましい話題がちりばめられている。著者が、なぜこんなに辛い物語を書こうとしたのかが分からない。参考文献、調査、描写の点検など、物書きとしてのこだわりと表現の細やかさは特筆できる。なぜ最後に幸せをつかませなかったのか。なぜこの題材を選んだか納得できたらもう一度読みたい。発見角川。 …続きを読む
    kaizen@名古屋de朝活読書会
    2013年08月18日
    191人がナイス!しています
  • セリフもないのに天使レイの存在感が圧倒的に大きい。物理的に存在していようがいまいがどうでも良い。そこにいると信じられる気持ちが大切。 セリフもないのに天使レイの存在感が圧倒的に大きい。物理的に存在していようがいまいがどうでも良い。そこにいると信じられる気持ちが大切。
    takaC
    2015年08月09日
    149人がナイス!しています
  • 冒頭から妖精だか天使だかが出てきて不安になったが、一旦は病に屈した小麦の「私・・・・このまま終わりたくない」のセリフに、安西先生&三井の名シーンがカブり、道恵の決意や、妹を背負う兄、五条からケーキの評 冒頭から妖精だか天使だかが出てきて不安になったが、一旦は病に屈した小麦の「私・・・・このまま終わりたくない」のセリフに、安西先生&三井の名シーンがカブり、道恵の決意や、妹を背負う兄、五条からケーキの評価を受ける「夏子の酒」のようなシーン等に、風邪でも引いたかと嫁に心配されるほど目鼻から汁だだ漏れw 結末は分かっていながらも、エピローグは読み手に委ねられているかのようで余韻も爽やか。 この心温まるファンタジックな物語が「犯人に告ぐ」や「火の粉」と同じ著者って、日ハムの大谷じゃあるまいし振り幅デカ杉w …続きを読む
    at-sushi@ナートゥをご存知か?
    2016年11月26日
    134人がナイス!しています

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著者紹介

雫井 脩介(しずくい・しゅうすけ)

1968年愛知県生まれ。専修大学文学部卒。2000年に第4回新潮ミステリー倶楽部賞受賞作『栄光一途』でデビュー。04年に『犯人に告ぐ』を刊行、翌年には第7回大藪春彦賞を受賞し、ベストセラーとなる。その他の著書に『火の粉』『クローズド・ノート』『ビター・ブラッド』『つばさものがたり』『検察側の罪人』『仮面同窓会』『犯人に告ぐ2 闇の蜃気楼』などがある。

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