小さき者の声 柳田国男傑作選

小さき者の声 柳田国男傑作選

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2013年02月23日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
240
ISBN:
9784044083120
label

小さき者の声 柳田国男傑作選

  • 著者 柳田 国男
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2013年02月23日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
240
ISBN:
9784044083120

柳田国男の代表作だけを集めた傑作選!

児童の言葉や遊びを民俗学的に論じた表題作のほか、表題作のほか「こども風土記」「母の手毬歌」「野草雑記」「野鳥雑記」「木綿以前の事」の六作品を収録。幼少期の純粋な好奇心を生涯持ち続けた柳田国男、そのみずみずしい感性と、対象への鋭敏な観察眼が伝わる傑作選。解説・鶴見太郎 児童の言葉や遊びを民俗学的に論じた表題作のほか、表題作のほか「こども風土記」「母の手毬歌」「野草雑記」「野鳥雑記」「木綿以前の事」の六作品を収録。幼少期の純粋な好奇心を生涯持ち続けた柳田国男、そのみずみずしい感性と、対象への鋭敏な観察眼が伝わる傑作選。解説・鶴見太郎

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

小さき者の声
こども風土記
母の手毬歌
野草雑記
野鳥雑記
木綿以前の事

注釈
解説  鶴見太郎

同じシリーズの作品

「小さき者の声 柳田国男傑作選」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 子供の世界や庭先に見られる小さな自然等を題材に、そこから思索を広げていく論考が収録されている。「小さき者の声」であれば「ののさま」「まんまいさま」の言葉を読む度、あの遠い夕暮れに見上げた満月を思い出す 子供の世界や庭先に見られる小さな自然等を題材に、そこから思索を広げていく論考が収録されている。「小さき者の声」であれば「ののさま」「まんまいさま」の言葉を読む度、あの遠い夕暮れに見上げた満月を思い出すし、「こども風土記」であればそこに収録されている数々の遊びから子供の頃の数々の遊戯を思い出させられる。幼児の言葉も遊戯も手毬唄も、収録されている全てがノスタルジアに直接訴えかけてくるように感じた。その他も庭先の草花や小鳥の鳴き声等、全て小さな事から始められており、その意味で本書全てが「小さき者の声」であった。 …続きを読む
    HANA
    2013年04月04日
    40人がナイス!しています
  • 表紙がとっても綺麗なので読んでみようと思い立ちました。子供たちの文化風土記、って感じなのかな?きっと、もう失われたり、受け継がれてたり、現代風に姿を変えたりしてる遊びたちなんだろうな。ノノサマ、だけは 表紙がとっても綺麗なので読んでみようと思い立ちました。子供たちの文化風土記、って感じなのかな?きっと、もう失われたり、受け継がれてたり、現代風に姿を変えたりしてる遊びたちなんだろうな。ノノサマ、だけはなんか聞いたことあるな?小1のころ、保育園児だった私以外の子は全員、2つの幼稚園のどっちかの所属で。片方の勢力の子が、「ノノサマは口では何にも言わないけれど♪」って歌ってたっけ。懐かしいなぁ、よく余所者扱いで苛められては殴り返してたんだっけ♪ …続きを読む
    シュエパイ
    2013年11月11日
    8人がナイス!しています
  • 山人と南島からの渡来人が混交する常民への関心は、国家が多様で層を成すこ点を露わにする。本書は、人間という観念の重層性について、子供という異質な存在を資本主義的な枠組みで、大人なる観念に取り込む政治を、 山人と南島からの渡来人が混交する常民への関心は、国家が多様で層を成すこ点を露わにする。本書は、人間という観念の重層性について、子供という異質な存在を資本主義的な枠組みで、大人なる観念に取り込む政治を、子供の言葉、遊び、母の子守唄やこども組の分布と青年団の制度的関係からネットワークの広がり方とに注視して検討する。その中で、手毬唄に見られる鞠の材料である木綿の生産と普及に注目する著者は、元禄期の『芭蕉七部集』から文化文政の資料へと見渡しながら、定住者の生活を山伏、島流し、遊女ら移動する人々の生活から捉え直す。 …続きを読む
    roughfractus02
    2025年02月18日
    7人がナイス!しています

powered by 読書メーター

この著者の商品

最近チェックした商品