覇権通貨 小説人民元

覇権通貨 小説人民元

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2013年03月01日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
360
ISBN:
9784041103968

覇権通貨 小説人民元

  • 著者 深井 律夫
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2013年03月01日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
360
ISBN:
9784041103968

人民元が、日本を飲み込む! 国際派経済小説、緊急書き下ろし。

日本産業銀行の江草は、国策銀行への出資交渉のため北京支店に赴任した。中国ファンドによる産銀株買い占めの動きもあり、やがて衝撃の「マルコ・ポーロ計画」が発動される。中国・人民元の野望とは? 日本産業銀行の江草は、国策銀行への出資交渉のため北京支店に赴任した。中国ファンドによる産銀株買い占めの動きもあり、やがて衝撃の「マルコ・ポーロ計画」が発動される。中国・人民元の野望とは?

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「覇権通貨 小説人民元」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 中国の人民元が、ドルに代わって国際基軸通貨の覇権を狙うという野望を描くと同時に、主人公の江草が唱える「日中が協力すれば世界最強」を描く。この二つの考え方は相容れないんじゃないかと思いつつ読み進めると、 中国の人民元が、ドルに代わって国際基軸通貨の覇権を狙うという野望を描くと同時に、主人公の江草が唱える「日中が協力すれば世界最強」を描く。この二つの考え方は相容れないんじゃないかと思いつつ読み進めると、最後にきてようやくその仕組みが見えてくる。国際的な信用を得るようにしないと、覇権主義的な人民元はかつての帝国主義と同様に反感を招くだけ。だからまず、GDP2位と3位の日中が協力することで、1位のアメリカの関心を引き付けましょう、というもの。まあ理屈はわかるけど、日中双方の国民感情としてはどうなのだろう??? …続きを読む
    まつうら
    2023年04月29日
    50人がナイス!しています
  • ★5。経済理論が難しくて理解できず。登場人物をメモしながら読むべきだった。円と元の統合や、尖閣諸島問題について勉強になった。ポツダム宣言まで出てくるとは・・・。理想がとても崇高なのと、窮地からの逆転勝 ★5。経済理論が難しくて理解できず。登場人物をメモしながら読むべきだった。円と元の統合や、尖閣諸島問題について勉強になった。ポツダム宣言まで出てくるとは・・・。理想がとても崇高なのと、窮地からの逆転勝利(池井戸展開)で、後半はほぼ一気読みしてしまった。 …続きを読む
    紫夏
    2015年01月14日
    6人がナイス!しています
  • 経済小説であっても、中国を扱う限り尖閣問題は避けられない。中国は武力だけでなく、貨幣経済でも覇を唱える。この小説のような深謀遠慮に日本は立ち向かえるのか。主人公たちの活躍は心地よいが、現状のわが国では 経済小説であっても、中国を扱う限り尖閣問題は避けられない。中国は武力だけでなく、貨幣経済でも覇を唱える。この小説のような深謀遠慮に日本は立ち向かえるのか。主人公たちの活躍は心地よいが、現状のわが国では理解を得られにくい、中国寄りともとられる内容。 …続きを読む
    紫の煙
    2014年03月08日
    3人がナイス!しています

powered by 読書メーター

この著者の商品

最近チェックした商品