週末カミング

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2012年11月27日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
224
ISBN:
9784041103388

週末カミング

  • 著者 柴崎 友香
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2012年11月27日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
224
ISBN:
9784041103388

週末に逢いたいひとがいる。ほっこりハッピーストーリーズ。

ひょんな事故から乗り合わせることになったドライブ――日常からふっと「週末」ぐらいの距離感で抜け出したその先にあるもの――。日々が愛おしく、生きることが嬉しくなる。暖かな幸せに彩られた短篇集。 ひょんな事故から乗り合わせることになったドライブ――日常からふっと「週末」ぐらいの距離感で抜け出したその先にあるもの――。日々が愛おしく、生きることが嬉しくなる。暖かな幸せに彩られた短篇集。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「週末カミング」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 力が抜けるような…ゆるい世界が広がっている。でも、その中で生きている人たちは手と足を懸命に動かしている…はず。日常のさりげない話。日常なんてそうそう面白いことや完結することばかりではない…それなのにこう 力が抜けるような…ゆるい世界が広がっている。でも、その中で生きている人たちは手と足を懸命に動かしている…はず。日常のさりげない話。日常なんてそうそう面白いことや完結することばかりではない…それなのにこうしてその瞬間の思いを綴れてる作家さんとして、もっと読んでみたくなった。人との関わりがあまり上手ではない、自分の世界を持っている登場人物たち。明日は笑っているといいなぁ…なんて思ってしまった。なんか身近な世界に感じるんだよね。不思議と…。 …続きを読む
    あつひめ
    2014年08月17日
    73人がナイス!しています
  • 柴崎さんの文章がとても心地よい。何処かの、いつかの週末、私とは違う誰かの…自分とは違う暮らしをする誰か、でも何処か共感できるものがあったり、その何気ない言動の中に心に響くものがある。読み終えて暫く経つ 柴崎さんの文章がとても心地よい。何処かの、いつかの週末、私とは違う誰かの…自分とは違う暮らしをする誰か、でも何処か共感できるものがあったり、その何気ない言動の中に心に響くものがある。読み終えて暫く経つと、忘れてしまいそうな話なのですが、でもとても心地よい読書タイムでした。ただ、いつも感じるのだけど、柴崎さんの短編って、その後がとても気になるのよね。え、ここで終わっちゃうの…という感じ。そう感じるのは私だけなのかなぁ、もうちょっとその後が読みたい。週末の午後、たる~~んと過ごす読書タイムにオススメです。 …続きを読む
    nyanco
    2013年01月11日
    65人がナイス!しています
  • 「あぁ・・・そんな日もあったなぁ」なんて、振り返ってじんわりするみたいな短編集。いつかの週末、いつかのあなた、そしてどこかの私、あの頃の私。過去の日記とかに書かれてそうな、日常の何気ない物語。普段はす 「あぁ・・・そんな日もあったなぁ」なんて、振り返ってじんわりするみたいな短編集。いつかの週末、いつかのあなた、そしてどこかの私、あの頃の私。過去の日記とかに書かれてそうな、日常の何気ない物語。普段はすっかり忘れているけれど、あるきっかけでふと思い出す、そんな淡い話。ある女子高生の受験の一日を描いた『なみゅぎまの日』、いい人に見えた知り合い家族の暴走を描いた『海沿いの道』の2編が好き。 …続きを読む
    風眠
    2013年02月01日
    57人がナイス!しています

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