- 著者 柳田 国男
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2013年01月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 368
- ISBN:
- 9784044083083
一目小僧その他
- 著者 柳田 国男
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2013年01月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 368
- ISBN:
- 9784044083083
およそこの世の中に「人」ほど不思議なものはない
妖怪とは零落した神である――。一目小僧、物言う魚、ダイダラ坊の足跡ほか、日本全国に広く伝わる伝説を蒐集・整理して丹念に分析。それぞれの由来と歴史、人々の信仰や風習を辿りながら、妖怪が生まれる背景について大胆な解説を提唱する伝説研究の代表作。解説・鎌田久子、小松和彦
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
もくじ
自序
一目小僧
目一つ五郎考
鹿の耳
橋姫
隠れ里
流され王
魚王行乞譚
物言う魚
餅白鳥に化する話
ダイダラ坊の足跡
熊谷弥惣左衛門の話
注釈
解説 鎌田久子
新版解説 小松和彦
索引
一目小僧
目一つ五郎考
鹿の耳
橋姫
隠れ里
流され王
魚王行乞譚
物言う魚
餅白鳥に化する話
ダイダラ坊の足跡
熊谷弥惣左衛門の話
注釈
解説 鎌田久子
新版解説 小松和彦
索引
「一目小僧その他」感想・レビュー
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我が国に伝わる伝説の数々が、系統だてられて論じられている。一読でこれほど多くの伝説が、形を変えてこの国の隅々まで行き渡っていることにまずは驚かされた。その内容もある池に片目の魚が生じる事や片耳を失った …続きを読む2013年02月19日35人がナイス!しています
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フィールドワークこそが民俗学の基本。豊富な事例を引用しながら、安易な結論を引き出さない柳田国男氏らしい著作。2014年09月20日21人がナイス!しています
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柳田國男って、こんなにお茶目だったんだ!という一冊。「いくら妖怪でもそうそうは人の耳を取ってばかりもいられなかったかと思う」「江戸の狐狸はよく昔から北国筋へ往復している」…。「どれも愛着がある」という …続きを読む2013年04月07日21人がナイス!しています