20世紀遺跡 帝国の記憶を歩く

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2012年11月22日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
256
ISBN:
9784046532695

20世紀遺跡 帝国の記憶を歩く

  • 著者 栗原 俊雄
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2012年11月22日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
256
ISBN:
9784046532695

戦争遺跡をはじめとする日本近現代「遺跡」を訪ね、帝国の記憶を描きだす!

東京大空襲の死者が仮埋葬された日本橋十思公園。各地に投下された模擬原爆。禁演落語を葬った台東区はなし塚……。近現代の日本と日本人の経験を伝える戦争・文化・産業遺跡をたずね、足元に眠る帝国の記憶に迫る。 東京大空襲の死者が仮埋葬された日本橋十思公園。各地に投下された模擬原爆。禁演落語を葬った台東区はなし塚……。近現代の日本と日本人の経験を伝える戦争・文化・産業遺跡をたずね、足元に眠る帝国の記憶に迫る。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「20世紀遺跡 帝国の記憶を歩く」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • タイトルの中の「帝国の記憶」という言葉から、「大日本帝国はスゴかった」と誉めている系統の本かと勘違いする人が出そうですが、実際には「放っておくと“なかったこと”にされてしまう負の遺産」という扱いなので、 タイトルの中の「帝国の記憶」という言葉から、「大日本帝国はスゴかった」と誉めている系統の本かと勘違いする人が出そうですが、実際には「放っておくと“なかったこと”にされてしまう負の遺産」という扱いなので、決して自画自賛系の本ではありません。著者が記者であるだけに、戦時中のジャーナリズムに対しては厳しい批判を行っていますが、当時の新聞記者に対する軍部からの圧力がどのようなものだったのかも具体的に書いている点が興味深いです。民主党政権が戦後補償・戦後処理問題で成果を上げていたという指摘は重要です。 …続きを読む
    更紗蝦
    2016年12月24日
    11人がナイス!しています
  • ふむ ふむ
    takao
    2024年03月02日
    4人がナイス!しています
  • 導入が上手い。東京大空襲の仮埋葬地であった公園巡りからはいっているところに、いきなり惹き寄せられる。カーチス・ルメイ、栗林忠道、乃木希典などの人物についての考察は参考になった。また、防波堤となった駆逐 導入が上手い。東京大空襲の仮埋葬地であった公園巡りからはいっているところに、いきなり惹き寄せられる。カーチス・ルメイ、栗林忠道、乃木希典などの人物についての考察は参考になった。また、防波堤となった駆逐艦、模擬原爆、などまったく知らなかったことも多く興味深く読めた。 …続きを読む
    Hiroki Nishizumi
    2013年01月22日
    3人がナイス!しています

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