炎上する君

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2012年11月22日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
224
ISBN:
9784041005675
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炎上する君

  • 著者 西 加奈子
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2012年11月22日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
224
ISBN:
9784041005675

恋に戦う君を、誰が笑うことができようか?

私たちは足が炎上している男の噂話ばかりしていた。ある日、銭湯にその男が現れて……動けなくなってしまった私たちに訪れる、小さいけれど大きな変化。奔放な想像力がつむぎだす不穏で愛らしい物語。 私たちは足が炎上している男の噂話ばかりしていた。ある日、銭湯にその男が現れて……動けなくなってしまった私たちに訪れる、小さいけれど大きな変化。奔放な想像力がつむぎだす不穏で愛らしい物語。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「炎上する君」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 8つの短篇を収録。いずれも、ちょっとシュールな趣きの作品。今時、こんなシュールも珍しい。そしてまた、それらの作品のいずれもに作者自身の一部が投影されている。おかしいのは、作家としての偽自伝を語る「甘い 8つの短篇を収録。いずれも、ちょっとシュールな趣きの作品。今時、こんなシュールも珍しい。そしてまた、それらの作品のいずれもに作者自身の一部が投影されている。おかしいのは、作家としての偽自伝を語る「甘い果実」。山崎ナオコーラ氏の性別非公表をいいことに、もう好き放題の扱い。もちろん、実名(ペンネームではあるけれど)で。きっと、仲良しなんだろうと思う。どの作品も軽いのだけれど、西加奈子さんの、これまでとは別の側面が垣間見られて、楽しい小説群だ。作家としての幅の広さが感じられるし、今後への期待も高まるのである。 …続きを読む
    ヴェネツィア
    2018年11月01日
    662人がナイス!しています
  • あまりにも観念的というか、寓話的というか。ロロロロと転がるマンゴーだとか、たすんたすんと叩くドアだとか...の表現を「特異な感性」と呼ぶには、私は歳をとりすぎているのかな。 あまりにも観念的というか、寓話的というか。ロロロロと転がるマンゴーだとか、たすんたすんと叩くドアだとか...の表現を「特異な感性」と呼ぶには、私は歳をとりすぎているのかな。
    ミカママ
    2016年12月05日
    257人がナイス!しています
  • 相変わらずの西ワールド。特に山崎ナオコーラさんと実在する人に嫉妬する話は笑えました。表題作も独特。どんな発想したら書けるのか?まっすぐな力でぐいぐい世界に引き込み精気抜かれるような読後感でした。 相変わらずの西ワールド。特に山崎ナオコーラさんと実在する人に嫉妬する話は笑えました。表題作も独特。どんな発想したら書けるのか?まっすぐな力でぐいぐい世界に引き込み精気抜かれるような読後感でした。
    ナイスネイチャ
    2017年06月10日
    192人がナイス!しています

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