- 著者 高村 透
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2014年11月22日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 274
- ISBN:
- 9784048691215
愛して愛して愛してよ
- 著者 高村 透
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2014年11月22日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 274
- ISBN:
- 9784048691215
わたしは吠えた。泣きたかったんだと思う。
地方のなんでもない町に生まれた少女、尾崎愛。不遇な学生生活を経ながらも、作家になることを夢見て東京で暮らし始める彼女は、愛を求めて、波瀾万丈の人生を経験することになる。――愛って、なんだろう?
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「愛して愛して愛してよ」感想・レビュー
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誰かに愛されたい、という叫び。内なる声はひたすらに切実だ。人は比較し、羨む生き物。繊細で敏感であれば尚更、理想と現実の差にもがいてしまう。幸せがそばにあることに気付く事は難しいから。幸せはどこか遠くの …続きを読む2015年08月10日15人がナイス!しています
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地方の港町に生まれた少女、尾崎愛。吃音持ちで人見知り、うまく喋れないけど言いたい事が無いわけじゃない。痛烈な叫びはどこに届くのか?うまく喋れないから、内面の表現に小説を書く事を使う。愛してもらえなかっ …続きを読む2015年12月27日12人がナイス!しています
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全身を振り絞るようなその叫びに、ただ目を奪われる。ただ、「愛してほしい」というその声が、悲鳴のようにこだまする。吃音であるがためにうまく人と話せず、教室の中で浮いた学生時代。愛される姉と比較され、息苦 …続きを読む2015年04月18日12人がナイス!しています