人質のジレンマ<下>

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発売日:
2013年08月24日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
306
ISBN:
9784048919975
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人質のジレンマ<下>

  • 著者 土橋 真二郎
発売日:
2013年08月24日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
306
ISBN:
9784048919975

目の前の人質を助けるために、何かを犠牲に出来ますか?

人質ゲームが始まってから一週間。高城幸介が正義感から起こした行動は失敗に終わり、一向に解決しない状況への不満は高城へと向けられていく。残る九十三人の人質を救うため約七百人の生徒達が選んだ行動とは? 人質ゲームが始まってから一週間。高城幸介が正義感から起こした行動は失敗に終わり、一向に解決しない状況への不満は高城へと向けられていく。残る九十三人の人質を救うため約七百人の生徒達が選んだ行動とは?

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

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「人質のジレンマ<下>」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 数ある土橋作品の中でも屈指の後味の悪さを誇る作品。しかしながらゲーム性のおもしろさのあった「演じられたタイムトラベル」や極限状態での心理状態の描き方に上手さのあった「生贄のジレンマ」に比べると、どちら 数ある土橋作品の中でも屈指の後味の悪さを誇る作品。しかしながらゲーム性のおもしろさのあった「演じられたタイムトラベル」や極限状態での心理状態の描き方に上手さのあった「生贄のジレンマ」に比べると、どちらも今ひとつ決め手に欠ける印象。今までのMW土橋作品の内容よりもゲーム性が薄く、ただ単に閉鎖空間が出来上がってしまっただけに近い状況になってしまったのが残念。ゲームを通して心理状態を暴いてこその土橋さんだと思うのです。意表を突かれたオチは、ううむ、ズシリと重いですね……。 7/10点 …続きを読む
    星野流人
    2013年09月01日
    17人がナイス!しています
  • 上下巻一気読み。クローズドサークルって言っていいのか、別にミステリではないけれども、閉じられた特殊な学校という環境で多くの選択を迫られる。追い詰められた人の悪意と狂気と最後の良心を群集心理で煮込んだ闇 上下巻一気読み。クローズドサークルって言っていいのか、別にミステリではないけれども、閉じられた特殊な学校という環境で多くの選択を迫られる。追い詰められた人の悪意と狂気と最後の良心を群集心理で煮込んだ闇鍋みたいな作品。キャラが個性的で思考が読めない奴が結構いたりして、見えないって点でも闇鍋っぽい。駆け引きを楽しむようなゲーム性は珍しく薄い。一歩引いたところから、事態の動きを観測するような目で今回は読んでいた。ネックはやっぱり個々のキャラがたっているのに、何故か性格が読めないところかな(私がバカなだけ)。 …続きを読む
    ヤスさん
    2015年12月31日
    14人がナイス!しています
  • 生贄になる10人は誰なのか?ジャックは誰なのか?Xは?と色々あったがなんとか終了。それよりも最後の最後が「あら」といった感じ。人質の立場が強くなったり弱くなったり…。今回のゲームでは最初から最後までいい 生贄になる10人は誰なのか?ジャックは誰なのか?Xは?と色々あったがなんとか終了。それよりも最後の最後が「あら」といった感じ。人質の立場が強くなったり弱くなったり…。今回のゲームでは最初から最後までいい人だったり正義でいられた人がいないのがリアル。 …続きを読む
    coco夏ko10角
    2013年08月25日
    12人がナイス!しています

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