- 著者 水沢 あきと
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2012年12月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 354
- ISBN:
- 9784048912730
彼女と僕の伝奇的学問(2)
- 著者 水沢 あきと
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2012年12月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 354
- ISBN:
- 9784048912730
孤島の村と“巫女”に隠された秘密――。伝奇的ミステリーシリーズ第2弾!
「―― 皆の者に命ず。この女を、土牢に閉じ込めよ」 その言葉に明応大学・民間伝承研究会の面々は戦慄した――。 太平洋上に浮かぶ九重島のとある村を訪れた一行。そこは“神”をその身におろす巫女――“オガミサマ”という女性たちを長として成り立つ、特殊な共同体であった。研究会会長・楓の知人でもある中学生・沙織が、今年“オガミサマ”となるべく儀式に臨み、研究会メンバーはその取材をする手はずだったのだが……。 かくして彼女に宿った 「何者か」 の宣託によって、楓は村人たちに幽閉されてしまう。開放を目指すメンバーたちは島のリサーチを始めるが……?
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「彼女と僕の伝奇的学問(2)」感想・レビュー
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民間伝承研究会シリーズ第2弾。今回は作中では「オガミサマ」と呼ばれるシャーマンの物語。タイトルとカバーデザインからのイメージでは、ラブコメありきの軽いものかと思いがちだが、前作同様、根底には風習や風俗 …続きを読む2015年09月03日35人がナイス!しています
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シリーズ第二巻。一巻よりも民俗学の土壌が事件の真相に絡んでいていい感じです。まぁ、、その分エグいですが。そこはしょうがない。と、いうか民俗学の本質なんて現代の尺度で考えるから違和感感じるだけで、当時の …続きを読む2013年03月20日27人がナイス!しています
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相変わらず、民俗学、人類学に系統したストーリーは斬新で興味深い。今回はシャーマンにまつわる風習の話。オカルト的ファンタジーと現実的ミステリーの両辺をウロウロする展開が楽しい。自分はシリーズもの2作目の …続きを読む2015年01月04日21人がナイス!しています