- 著者 宮部 みゆき
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2023年04月19日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 324
- ISBN:
- 9784048765190
ぼんぼん彩句
- 著者 宮部 みゆき
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2023年04月19日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 324
- ISBN:
- 9784048765190
俳句と小説の新しい出会い。17音の奥に潜む繊細で彩り豊かな12の物語。
宮部みゆきが深い洞察力と鑑賞力で12の俳句から紡ぎだした玉手箱。社会派からホラー、SFに至るまで、あらゆるジャンルに足跡を残してきた宮部文学の新たなる挑戦!
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
もくじ
1. 枯れ向日葵呼んで振り向く奴がいる
2. 鋏利し庭の鶏頭刎ね尽くす
3. プレゼントコートマフラームートンブーツ
4. 散ることは実るためなり桃の花
5. 異国より訪れし婿墓洗う
6. 月隠るついさっきまで人だった
7. 窓際のゴーヤカーテン実は二つ
8. 山降りる旅駅ごとに花ひらき
9. 薄闇や苔むす墓石に蜥蜴の子
10. 薔薇落つる丑三つの刻誰ぞいぬ
11. 冬晴れの遠出の先の野辺送り
12. 同じ飯同じ菜を食ふ春日和
2. 鋏利し庭の鶏頭刎ね尽くす
3. プレゼントコートマフラームートンブーツ
4. 散ることは実るためなり桃の花
5. 異国より訪れし婿墓洗う
6. 月隠るついさっきまで人だった
7. 窓際のゴーヤカーテン実は二つ
8. 山降りる旅駅ごとに花ひらき
9. 薄闇や苔むす墓石に蜥蜴の子
10. 薔薇落つる丑三つの刻誰ぞいぬ
11. 冬晴れの遠出の先の野辺送り
12. 同じ飯同じ菜を食ふ春日和
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「ぼんぼん彩句」感想・レビュー
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宮部 みゆきは、新作をコンスタントに読んでいる作家です。著者の新境地でしょうか?12の俳句から紡ぎだした短編集、読み応えがありました。オススメは、『窓際のゴーヤカーテン実は二つ』&『山降りる旅駅ごとに花 …続きを読む2023年05月15日370人がナイス!しています
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いくつかの俳句から着想を得ての短編集、試みが面白くて、俳句のための短編によって、まるで印象が異なる物語を楽しめた。全体的にちょっと暗いというか、辛い内容が多いけども、そういう情景を切り取った句の力が凄 …続きを読む2023年08月19日224人がナイス!しています
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久しぶりに宮部さんの現代物の本を読んだ。それも句会の仲間が作った俳句をヒントに短編小説を十二編作っちゃうという斬新な一冊。個々の俳句自体の優劣は不明だが、平凡な句であるとしても、17音の奥に潜む物語が彩 …続きを読む2023年05月20日199人がナイス!しています