- 著者 中島 信子
- 発売日:
- 2019年07月19日
- 商品形態:
- 電子専売
八月のひかり
- 著者 中島 信子
- 発売日:
- 2019年07月19日
- 商品形態:
- 電子専売
子どもからおとなまで、全ての世代に読んでほしい、伝説の児童文学作家・中島信子の20年ぶりの新作。
小学校五年生の美貴は、二年生の弟・勇希と、体の弱いお母さんとの三人暮らし。お父さんは離婚したのでいない。勇希はもうお父さんのことを憶えていないようだ。
母子家庭の美貴の家は貧しくて、猛暑の八月だというのにエアコンをつけることもできない。お風呂にも入れず、学校のプール開放でシャワーを浴びることにしている。そして毎日食べるのはキャベツばかり。塩味、マヨネーズ味、カレー味……スーパーのレジで働く母のかわりに、美貴は毎日キャベツを料理して、勇希と二人で食べている。夏休みは給食がないのでつらい。
「どうしてこんな毎日なの? だれのせいなの?」
美貴の問いに、あなたは答えることができますか?
いま大きな問題となっている「子どもの貧困」を、子どもの視点から描いた問題作。
母子家庭の美貴の家は貧しくて、猛暑の八月だというのにエアコンをつけることもできない。お風呂にも入れず、学校のプール開放でシャワーを浴びることにしている。そして毎日食べるのはキャベツばかり。塩味、マヨネーズ味、カレー味……スーパーのレジで働く母のかわりに、美貴は毎日キャベツを料理して、勇希と二人で食べている。夏休みは給食がないのでつらい。
「どうしてこんな毎日なの? だれのせいなの?」
美貴の問いに、あなたは答えることができますか?
いま大きな問題となっている「子どもの貧困」を、子どもの視点から描いた問題作。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。