詩の点滅 詩と短歌のあひだ

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2016年07月22日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
240
ISBN:
9784048763714

詩の点滅 詩と短歌のあひだ

  • 著者 岡井 隆
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2016年07月22日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
240
ISBN:
9784048763714

短歌、俳句、川柳、現代詩――浸食する詩歌の境界線

定型詩と自由詩との境界線はどこにあるのか。いま、詩歌の現場で何が起きているのか。岡井隆だから書けた多岐にわたるテーマで詩と短歌の「あひだ」を探る。 定型詩と自由詩との境界線はどこにあるのか。いま、詩歌の現場で何が起きているのか。岡井隆だから書けた多岐にわたるテーマで詩と短歌の「あひだ」を探る。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「詩の点滅 詩と短歌のあひだ」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 角川「短歌」の2013年1月号から連載の「詩の点滅ー・・・」250回分をまとめた一冊。短歌、俳句、川柳等の定型詩に反し詩は自由詩と呼ばれ定型を持たない。同じ詩人でも定型詩も自由詩も作る。現代どのような作品が作 角川「短歌」の2013年1月号から連載の「詩の点滅ー・・・」250回分をまとめた一冊。短歌、俳句、川柳等の定型詩に反し詩は自由詩と呼ばれ定型を持たない。同じ詩人でも定型詩も自由詩も作る。現代どのような作品が作られ、どんな関係があり、定型詩と自由詩の境界はどこか? 多くの書籍の中の詩や短歌を実際に持った疑問から探究、解明、分析し一作一作を考えていかされる本。 …続きを読む
    なま
    2017年01月07日
    5人がナイス!しています
  • 話題が広範にわたり(といっても詩歌の周りに限られているのだが)ときについてゆくのに苦労しながらも愉しい読書体験だった。 話題が広範にわたり(といっても詩歌の周りに限られているのだが)ときについてゆくのに苦労しながらも愉しい読書体験だった。
    yumicomachi
    2017年02月02日
    3人がナイス!しています
  • 詩、短歌の論理的な読み方が分かる本。若手や女性の芸術家に対して平等に誠実に向き合い、作品に対しても大御所とは思えない程の謙虚さで臨む、そんな岡井隆という人物をすごく好きになった。美しい言葉を追求し続け 詩、短歌の論理的な読み方が分かる本。若手や女性の芸術家に対して平等に誠実に向き合い、作品に対しても大御所とは思えない程の謙虚さで臨む、そんな岡井隆という人物をすごく好きになった。美しい言葉を追求し続けた彼を尊敬して止まない。 そして本作の中でも言及された、詩や歌の歴史を知ること、それについて論ずることはそれを詠む者の義務とも宿命ともいえるのだということ。それを彼自身が証明しているのを感じた。岡井隆は真に歌人であり詩人であり、文芸評論家であった。 …続きを読む
    ベルモット
    2021年09月05日
    2人がナイス!しています

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