月影の御母

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2015年12月25日
判型:
B6変形判
商品形態:
コミック
ページ数:
188
ISBN:
9784047308671
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月影の御母

  • 著者 近藤 ようこ
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2015年12月25日
判型:
B6変形判
商品形態:
コミック
ページ数:
188
ISBN:
9784047308671

中世ものの語り部が紡ぐ、母と子の不思議なものがたり。

今は昔、美しく優しい母と仲睦まじく暮らす少年がいた。だが、自分の名前も、昨日の出来事も思い出せないことに気がついた少年は、さらに母の正体を知り、愕然とする――。少年の名は蓮王丸。不思議な子猿・ひょん太を道連れに、本当の母を探す旅に出た蓮王丸だったが……。近藤ようこが「おかあさん」を主題に描いた中世怪奇譚、16年ぶりの新装版。 今は昔、美しく優しい母と仲睦まじく暮らす少年がいた。だが、自分の名前も、昨日の出来事も思い出せないことに気がついた少年は、さらに母の正体を知り、愕然とする――。少年の名は蓮王丸。不思議な子猿・ひょん太を道連れに、本当の母を探す旅に出た蓮王丸だったが……。近藤ようこが「おかあさん」を主題に描いた中世怪奇譚、16年ぶりの新装版。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「月影の御母」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 亡き祖父が、臥せって間もない頃、毎回楽しみにしていた勧善懲悪時代劇を観ていた。ドラマが佳境に入り、離ればなれの母と子が再会した場面だった。祖父が静かに泣いていた。老いた祖父が思慕して止まぬ母への涙に、 亡き祖父が、臥せって間もない頃、毎回楽しみにしていた勧善懲悪時代劇を観ていた。ドラマが佳境に入り、離ればなれの母と子が再会した場面だった。祖父が静かに泣いていた。老いた祖父が思慕して止まぬ母への涙に、私はそっと祖父のもとを離れた。祖父は幼い頃、母と別離し継母に育てられたと聞く。祖父は生みの母を思って涙したのだろう。病に臥せり死期近い祖父の、母への思慕は、痛いほどの切なさだった。祖父は天国で恋しい母に会えだろうか。物語の原型に母子は欠かせない。だが、それは美しい物語ばかりではないことが、世の理である。 …続きを読む
    jam
    2016年04月03日
    59人がナイス!しています
  • 他の本を探しに行き、漫画コーナーを通りかかったらふと目についた久しぶり~な近藤さんの新刊?!外しはしまいと購入。大きく外してはいないけれど、ちょっと思ったのと違ったかな~?何度か再読したらくるかも?おろ 他の本を探しに行き、漫画コーナーを通りかかったらふと目についた久しぶり~な近藤さんの新刊?!外しはしまいと購入。大きく外してはいないけれど、ちょっと思ったのと違ったかな~?何度か再読したらくるかも?おろかな、あさましい『母達』と言ってしまえばそれまでだけど、どんな姿であろうとも子供を求める心が哀しい。 …続きを読む
    リッツ
    2016年01月08日
    22人がナイス!しています
  • 近藤ようこさんお得意の中世を舞台にした母親の話。いつの世も子に対する母親の愛情はすさまじく強い。 近藤ようこさんお得意の中世を舞台にした母親の話。いつの世も子に対する母親の愛情はすさまじく強い。
    あぶらや
    2018年08月30日
    8人がナイス!しています

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