僕たちの居場所論

僕たちの居場所論

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

作品特設サイト
  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2016年05月10日
判型:
新書判
商品形態:
新書
ページ数:
352
ISBN:
9784047317536

僕たちの居場所論

  • 著 名越 康文
  • 著 内田 樹
  • 著 平川 克美
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2016年05月10日
判型:
新書判
商品形態:
新書
ページ数:
352
ISBN:
9784047317536

旧知の仲の3人が武装解除し、居場所について語り合った胸の内

生きる意味を見失いそうになりそうな成熟社会の中で、自分の居場所をきちんと確保することの大切さが問われている。そこで、精神科医として大阪で精神科緊急救急病棟の設立・責任者を務めた後、今や東京を中心にテレビなどメディアでも活躍している名越康文氏、東京都大田区で生まれ育ち東大を出ながら、神戸女学院大学教授として長年神戸で暮らし、退職後も神戸に道場を開いて思想家・武道家として異彩を放っている内田樹氏、そして内田氏と小中学校が同じで、東京で多くの会社の経営にかかわりながら、現在は東京の私鉄沿線に開いた自分の喫茶店にいるのがいちばん居心地がいいと話す平川克美氏。旧知の仲の3人が、三者三様の生き様を通して、居場所とは何か、自分らしさやつながりとは何かについて、胸襟を開いて語り合う。心が温まり、思わず笑いがこみあげる話の中に、叡智が散りばめられた1冊。 生きる意味を見失いそうになりそうな成熟社会の中で、自分の居場所をきちんと確保することの大切さが問われている。そこで、精神科医として大阪で精神科緊急救急病棟の設立・責任者を務めた後、今や東京を中心にテレビなどメディアでも活躍している名越康文氏、東京都大田区で生まれ育ち東大を出ながら、神戸女学院大学教授として長年神戸で暮らし、退職後も神戸に道場を開いて思想家・武道家として異彩を放っている内田樹氏、そして内田氏と小中学校が同じで、東京で多くの会社の経営にかかわりながら、現在は東京の私鉄沿線に開いた自分の喫茶店にいるのがいちばん居心地がいいと話す平川克美氏。旧知の仲の3人が、三者三様の生き様を通して、居場所とは何か、自分らしさやつながりとは何かについて、胸襟を開いて語り合う。心が温まり、思わず笑いがこみあげる話の中に、叡智が散りばめられた1冊。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

はじめに「偶然の喫茶店主」(平川克美)
第1章 いちばん自分らしい場所
第2章 つながるということの本質
中締め「居場所という聖域」(名越康文)
第3章 好き嫌いと価値観の共有
第4章 師匠の存在、家族が自己にもたらすもの
おわりに「人通りの多い書斎」(内田樹)

「僕たちの居場所論」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • なんというか、癒されたし赦された気がした。それぞれ私塾をお持ちで、不思議な方々だなあと思う。私が男性だったらこの方々のような五十、六十代になりたいと思っていたのかもしれない。 なんというか、癒されたし赦された気がした。それぞれ私塾をお持ちで、不思議な方々だなあと思う。私が男性だったらこの方々のような五十、六十代になりたいと思っていたのかもしれない。
    佐島楓
    2016年08月07日
    58人がナイス!しています
  • 最近「居場所づくり」という言葉が人口に膾炙してきた。個性豊かなお三方がそんなテーマについて放談しています。デノテーションとコノテーション、暴力性を制御するのが技術と知恵、知性の焦燥、グローバル化が無煙 最近「居場所づくり」という言葉が人口に膾炙してきた。個性豊かなお三方がそんなテーマについて放談しています。デノテーションとコノテーション、暴力性を制御するのが技術と知恵、知性の焦燥、グローバル化が無煙の世界だからこそ自分たちで結縁の場をつくる、異界への出入り口は本と人、…話はどんどん脱線していくのですが、それがなんとも面白い。 …続きを読む
    おさむ
    2016年09月09日
    33人がナイス!しています
  • 座談会を収録したもの。著者3名は古くからの知り合いなので、内輪話が多く、話題もどんどん枝分かれするのだが、それだけに勢いがあり、忌憚のない意見が噴出して面白い。著者らのファンには特にそうだろう。3名とも 座談会を収録したもの。著者3名は古くからの知り合いなので、内輪話が多く、話題もどんどん枝分かれするのだが、それだけに勢いがあり、忌憚のない意見が噴出して面白い。著者らのファンには特にそうだろう。3名とも大学や私塾で教えているのだが、教育の主体は教える側ではなく教わる方にあり、教える側は学びのトリガーを与えるだけというスタンス。だからこそ著者らの周りには多くの人が集まり、長く関わろうとするのだろう。後半、グローバル化と嫌韓や反ユダヤ主義やヘイトスピーチとの連関に関する考察部分も興味深い。 …続きを読む
    Nobuko Hashimoto
    2016年07月25日
    29人がナイス!しています

powered by 読書メーター

この著者の商品

最近チェックした商品