まぶしい庭へ

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  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2014年07月04日
判型:
B5変形判
商品形態:
単行本
ページ数:
64
ISBN:
9784040668000

ターシャ・テューダーとE・ディキンスン、稀有な才能の二重奏

死後に見つかった多数の詩によって、”アメリカ文学史上の奇跡”と讃えられるエミリー・ディキンスン。生涯、自然を友とし、描いてきたターシャ・テューダー。二つの才能が出合い、世界の見えない扉が開いていく! 死後に見つかった多数の詩によって、”アメリカ文学史上の奇跡”と讃えられるエミリー・ディキンスン。生涯、自然を友とし、描いてきたターシャ・テューダー。二つの才能が出合い、世界の見えない扉が開いていく!

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「まぶしい庭へ」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 言葉に、絵に、自然があふれている。自然を慈しむ22編の詩集。優しい挿し絵とのマッチングが素敵♪私見だが、梨木香歩の世界と相通ずるものを感じた。 言葉に、絵に、自然があふれている。自然を慈しむ22編の詩集。優しい挿し絵とのマッチングが素敵♪私見だが、梨木香歩の世界と相通ずるものを感じた。
    紫綺
    2017年09月03日
    120人がナイス!しています
  • 動植物を愛した二人の眼差しが寄り添うように自然を慈しみ、永遠へと昇華していく22篇の豊かな詩と絵の世界。エメラルド色に染まる空と湖面を照らす月が夢のように美しい夏の夜。花に寄せたエミリの声が聞こえてくる 動植物を愛した二人の眼差しが寄り添うように自然を慈しみ、永遠へと昇華していく22篇の豊かな詩と絵の世界。エメラルド色に染まる空と湖面を照らす月が夢のように美しい夏の夜。花に寄せたエミリの声が聞こえてくるような、薔薇になりたかったリンドウの秋。トナカイは歓び、北極星はいたずらな瞬きをする冬。光が草花を世話し、タンポポの瑞々しさに冬は絶望し去って行く春。移りゆく季節に想いを重ね、あるがままを愛し、言葉に、スケッチに、閉じ込めようとした二人の心の高鳴りが聞こえてくるよう。(⇒) …続きを読む
    吉田あや
    2020年06月02日
    85人がナイス!しています
  • 1886年、マサチューセッツ州で一人の女性が静かに56年の生涯を終えた。晩年、生家の外に出ることが無かった彼女の部屋からは、数多の詩篇が発見された。それは、彼女が心の眼で見つめ続けた季節の移ろい、自然の営み 1886年、マサチューセッツ州で一人の女性が静かに56年の生涯を終えた。晩年、生家の外に出ることが無かった彼女の部屋からは、数多の詩篇が発見された。それは、彼女が心の眼で見つめ続けた季節の移ろい、自然の営み、小さき生命の躍動、芳しき草花への賛歌。20世紀、高度成長、効率化優先の世界に背を向け、1800年代の自給自足の生活を理想とし、56歳にして広大な土地の造園と手仕事に励む女性絵本作家がいた。この絵詩集は、百年の時を超えて、二人の魔法使いが手に手を携えて拵えた、素朴で例えようもなく美しい奇跡の花束である。 …続きを読む
    ケロリーヌ@ベルばら同盟
    2022年07月16日
    64人がナイス!しています

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