- 著者 今谷 明
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2015年06月08日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 576
- ISBN:
- 9784046009036
現代語訳 神皇正統記
- 著者 今谷 明
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2015年06月08日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 576
- ISBN:
- 9784046009036
「戦う公家」北畠親房が南北朝動乱のさなか南朝の正統を論じた歴史書
現代語訳シリーズ第5弾。天皇の皇位継承の順位をめぐって朝廷と武家が二派に分かれていた「南北朝の動乱」のさなか、北畠親房が南朝の正統性を主張するために著した歴史書。初の注釈つき現代語訳で、待望の刊行!
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「現代語訳 神皇正統記」感想・レビュー
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「天-地-人」で滲ませる親房の哲学と思想。持明院統の三代にも仕えたが、軸は後醍醐天皇。故の追尊・追号天皇も考慮した「世数」は、『愚管抄』との視点の差異の1つ。神器と践祚の妥当性は、著者が指摘するように一 …続きを読む2022年02月27日62人がナイス!しています
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#読了 南北朝期に南朝を支えた北畠親房の著作。歴史書の体裁を取りながら南朝の正統性を主張している。 後醍醐天皇を全肯定しながらも、親房は摂関政治を理想としており、かなりの葛藤があったのではないか。 息子で …続きを読む2023年12月22日13人がナイス!しています
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岩田溫(@iwata910 )先生に紹介されて購入する。南北朝といふ戰乱の中、自らのよつてたつところを證明しようとする意圖が強く伺える。岩波文庫版で挫折した方は是非お薦めである。脚注が多い。2015年07月18日7人がナイス!しています