読んでいる間じゅう、頭の中を山崎まさよしの"one more time one more chance"が流れまくる。「言えなかった『すき』という言葉も」。それは本当に奇跡のような出会いと別れ。いつも空から俯瞰しているような彼。彼読んでいる間じゅう、頭の中を山崎まさよしの"one more time one more chance"が流れまくる。「言えなかった『すき』という言葉も」。それは本当に奇跡のような出会いと別れ。いつも空から俯瞰しているような彼。彼女以外の女の子たちはそれ以上近づくことができないのをわかってしまうんだろう。この別離、喪失感、切なさ全開っぷりがツボです。新海誠はその絵も美しいが、言葉で作る世界も繊細で優しくて美しい。…続きを読む