小説・秒速5センチメートル A chain of short stories about their distance

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2007年11月16日
判型:
四六変形判
商品形態:
単行本
ISBN:
9784040666488

小説・秒速5センチメートル A chain of short stories about their distance

  • 著者 新海 誠
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2007年11月16日
判型:
四六変形判
商品形態:
単行本
ISBN:
9784040666488

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

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「小説・秒速5センチメートル A chain of short stories about their distance」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • この作品は一番好きで…、一番嫌いだ。アニメは随分前に拝見。映像は繊細で大変美しく、そうであるが故に縮まらない二人の距離に気を揉み、ラストで訳解らんとなっていた。けれど小説を読み人物の機微を捉えて、ああ この作品は一番好きで…、一番嫌いだ。アニメは随分前に拝見。映像は繊細で大変美しく、そうであるが故に縮まらない二人の距離に気を揉み、ラストで訳解らんとなっていた。けれど小説を読み人物の機微を捉えて、ああ成程と思った。自分の望みと人の願いは一致しない。決して。それを互いに理解して埋め合う作業が愛だと言える。望みを(例え無意識にでも)押し付けるのは、愛とは言えまい。転校していなくとも、二人はいずれ別れてしまったでしょう。苦しく悲しい時を経て、交わし合った数々の言葉の意味を貴樹はやっと理解できた。(続く …続きを読む
    雪風のねこ@(=´ω`=)
    2016年09月22日
    118人がナイス!しています
  • 「秒速5センチメートルは桜の花びらが落ちるスピードだよ」と教えてくれた明里。貴樹と明里は互いに惹かれ合うも親の転勤で離れ離れに。離れていて相手を想う2人。でも、時間の流れと距離で、変わっていってしまう。 「秒速5センチメートルは桜の花びらが落ちるスピードだよ」と教えてくれた明里。貴樹と明里は互いに惹かれ合うも親の転勤で離れ離れに。離れていて相手を想う2人。でも、時間の流れと距離で、変わっていってしまう。人は成長していくものでずっとその場所留まることなんてできないんだ。心情や情景が丁寧に描かれていて、映像が目に浮かぶようでした。 …続きを読む
    ゆき
    2016年09月12日
    49人がナイス!しています
  • すごく切ない気持ちになった。今、恋愛中の10代はまだ読まない方がいいかもしれない…色んな恋愛、人生経験を経て読むからこそ、グッとくるものを感じられるのではないだろうか… 人生…どうにもならないことがあるのだ すごく切ない気持ちになった。今、恋愛中の10代はまだ読まない方がいいかもしれない…色んな恋愛、人生経験を経て読むからこそ、グッとくるものを感じられるのではないだろうか… 人生…どうにもならないことがあるのだ…現在進行形では信じられないこともあるかもしれないが、人の気持ちは必ず変わる…「時間が薬」とは良く言ったものだ!3編の物語だが、どれも「喪失」を扱っている。生きて行く上で必ず経験する。その経験を重ね、人は強くなるのだ! …続きを読む
    ちびのミイ
    2016年08月17日
    23人がナイス!しています

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