- 著者 門奈鷹一郎
- 発売日:
- 2014年08月07日
- 商品形態:
- 電子書籍
兵隊三日 捕虜三年
- 著者 門奈鷹一郎
- 発売日:
- 2014年08月07日
- 商品形態:
- 電子書籍
終戦3日前に満州で徴兵された少年二等兵の三年半に及ぶシベリア抑留の記録。厳しい環境の中で成長する少年を描くノンフィクション。
一九四五年(昭和二十)八月十三日。ソ連軍の満州侵攻が激しさを増すなか、少年軍属として飛行場設営に従事していた十七歳の畑半二にも、臨時招集令が下った。厳しい規律の軍隊社会のなかで、右も左もわからないまま三日で終戦。そのままシベリア行きの貨車に載せられ、終わりの見えない抑留の日々を送ることになる。極寒の地で少年を待ち受けていたものは、飢え、精神の崩壊、日本人同士の醜い争い。極限状態におかれた人間の本質を通して、少年は次第に戦争とはなにか、人間とはなにかを考えるようになる。シベリア抑留の壮絶な実態と少年の成長を描くノンフィクション。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。