- 著者 山白 朝子
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2013年11月22日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 240
- ISBN:
- 9784041010761
死者のための音楽
- 著者 山白 朝子
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2013年11月22日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 240
- ISBN:
- 9784041010761
ねえ、音楽は聞こえている?
死にそうになるたびに、それが聞えてくるの――。母をとりこにする、美しい音楽とは。表題作「死者のための音楽」ほか、人との絆を描いた怪しくも切ない七篇を収録。怪談作家、山白朝子が描く愛の物語。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「死者のための音楽」感想・レビュー
-
じんわりと心に沁み込む短編7作。どれも良い。青白い陽炎が見えるのに手を伸ばしても掴めない感じ。哀しいのに優しくもあるんだ。どこかに忘れてきた感情を鋭い絹の糸で根こそぎ抉るようでもある。怖ろしい、山白朝 …続きを読む2018年06月15日184人がナイス!しています
-
乙一作品も2作読了だけなので、別名義としての作風の違いは分からない。それにしても何とも惹き込まれ、余韻残す秀作7編。そこに描かれるのは心霊、怪奇現象、鬼や巨鳥などの怪物と多岐に渡り、時には曖昧な結末にゾ …続きを読む2018年05月03日123人がナイス!しています
-
ホラーファンタジー7編。幻想的な幽玄の世界に引き込まれる。どの作品も怖いというより哀愁を感じる。「井戸を下りる」「鬼物語」「鳥とファクロッキーズ」そして表題作の「死者のための音楽」余韻が残り、いつまで …続きを読む2018年06月06日104人がナイス!しています