- 著者 京極 夏彦
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2013年12月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 290
- ISBN:
- 9784041011522
冥談
- 著者 京極 夏彦
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2013年12月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 290
- ISBN:
- 9784041011522
ふいに日常が闇につつまれる、生と死のあわいの物語
僕は小山内君に頼まれて留守居をすることになった。襖を隔てた隣室に横たわっている、妹の佐弥子さんの死体とともに。「庭のある家」を含む8篇を収録。生と死のあわいとゆく、ほの瞑(ぐら)い旅路。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「冥談」感想・レビュー
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文庫で再読です。オムニバス形式の短編集。生と死の間にいるような曖昧でほの暗さが感じられます。あの世がちらつくのには鳥肌が立ちました。完全に見せるわけではないというのがまた怖さを駆り立てるところです。2018年08月13日76人がナイス!しています
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743-352-9 京極夏彦には珍しく(?)短篇集。後の遠野物語にも通じる感じかな。やはり京極堂シリーズの本編が早く読みたい。2014年11月05日55人がナイス!しています
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【ホラー週間@月イチ】④初作家さん。今まで読んだことのないような独特の世界観だった。怖いというよりは不気味。もやもやっとしたはっきりしない怖さ。2018年10月29日38人がナイス!しています
著者紹介
京極 夏彦(きょうごく・なつひこ)
1963年、北海道生まれ。小説家、意匠家、全日本妖怪推進委員会肝煎。94年、『姑獲鳥の夏』でデビュー。96年『魍魎の匣』で日本推理作家協会賞、97年『嗤う伊右衛門』で泉鏡花文学賞、2003年『覘き小平次』で山本周五郎賞、04年『後巷説百物語』で直木賞、11年『西巷説百物語』で柴田錬三郎賞を受賞。著書多数。