さよならサンドイッチ

さよならサンドイッチ

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2007年08月24日
商品形態:
単行本
ISBN:
9784840120340

さよならサンドイッチ

  • 著者 前川 梓
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2007年08月24日
商品形態:
単行本
ISBN:
9784840120340

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「さよならサンドイッチ」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • みんな心ここに在らずで、自分が大事で自分を大事にできていなくて、声をかけてくれて、待っていてくれる人たちをなんでもないと思っているように見えるけれど、違う。誰かを受け入れるのも誰かと別れるのも、好きだ みんな心ここに在らずで、自分が大事で自分を大事にできていなくて、声をかけてくれて、待っていてくれる人たちをなんでもないと思っているように見えるけれど、違う。誰かを受け入れるのも誰かと別れるのも、好きだと自覚するのも嫌いになったと納得するのも、時間がかかる。私の部屋は、自分の物なのに自分だけの物でないもので溢れている。それをしまう箱を置く場所もない。少し不安になってしまう。でもそれじゃダメだ。これは私よりずっと若い人たちの恋愛だから。恥ずかしくて見たくない記憶も聞こえてくる音も、いつか自分に勇気をくれる。 …続きを読む
    よんたん
    2015年11月23日
    15人がナイス!しています
  • 恋のお話だけど、みんな抱えているものが重すぎる…!しんどい恋ばかり。さびしくて、誰かと一緒にいたくて、相手を求めてしまうのかな。出てくる女の子たちがみんなかわいらしくて、人として魅力的だったので、もっ 恋のお話だけど、みんな抱えているものが重すぎる…!しんどい恋ばかり。さびしくて、誰かと一緒にいたくて、相手を求めてしまうのかな。出てくる女の子たちがみんなかわいらしくて、人として魅力的だったので、もっと幸せな恋をしてほしいなと思った。★★★★☆ …続きを読む
    さわこ
    2014年05月11日
    15人がナイス!しています
  • 短編集だけど、登場人物が少しづつリンクしていて、狭い範囲内(同じ学校だったり、職場だったり、町だったり?!)での7人の女の子の恋愛模様。なんだろう…明るさは無い。ジワッと湿度を感じるような?凄い執着を感じ 短編集だけど、登場人物が少しづつリンクしていて、狭い範囲内(同じ学校だったり、職場だったり、町だったり?!)での7人の女の子の恋愛模様。なんだろう…明るさは無い。ジワッと湿度を感じるような?凄い執着を感じた後 いきなりパッとどうでもいい感じになったりが妙にリアルすぎて。何だろう…彼女達が好きな男性の表現も、少し歪な恋情も、別れの悲しみも、ほんの少し嫌悪感を持たせるように書かれてるような?初前川作品だったのですが なんか苦手かも? …続きを読む
    本夜見
    2018年11月05日
    12人がナイス!しています

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