犯行現場の作り方

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2006年12月01日
商品形態:
単行本
ISBN:
9784840117579

犯行現場の作り方

  • 著者 安井 俊夫
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2006年12月01日
商品形態:
単行本
ISBN:
9784840117579

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「犯行現場の作り方」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 再読。ネタバレを華麗に回避しながらもやはり違法建築扱いに吹く(迷路館ってそういう意味では違法建築回避してたんだな)。ミステリには異様な館が増えてるので他にもこういう本が増えて欲しいところ。本編では立体だ 再読。ネタバレを華麗に回避しながらもやはり違法建築扱いに吹く(迷路館ってそういう意味では違法建築回避してたんだな)。ミステリには異様な館が増えてるので他にもこういう本が増えて欲しいところ。本編では立体だった恒河館と流氷館の平面図とか、尊い・・・。 …続きを読む
    雪紫
    2021年01月14日
    43人がナイス!しています
  • この本をきっかけに、2年後の有栖川有栖氏との対談『密室入門!』につながっていったのだな、と納得。ミステリに登場する奇妙な館が、予想通りの違法建築だったりするが、意外に法に触れる部分が少ないとも思った。 この本をきっかけに、2年後の有栖川有栖氏との対談『密室入門!』につながっていったのだな、と納得。ミステリに登場する奇妙な館が、予想通りの違法建築だったりするが、意外に法に触れる部分が少ないとも思った。乱歩の「三角館」がとても大きいとは意外。どの「豪邸」も住みにくそうで、巨費を投じて建築する意味があるのか、と思うのは現実に密着しすぎたおもしろくない見方かもしれないが、トンデモない金額を考えれば、やはり紙の上の遊びとしておくしかない。自分個人としては部屋の壁が平行でないだけで、まず住めそうにないと思うし。 …続きを読む
    へくとぱすかる
    2015年06月06日
    35人がナイス!しています
  • 推理小説にでてくる建造物を実際に作ってみたらどうなるか、という着眼点が既に面白い。当然ながら、そうした建物は住むのではなく殺すために作られているので酷く特異ではあるものの、建築基準法違反は採光程度であ 推理小説にでてくる建造物を実際に作ってみたらどうなるか、という着眼点が既に面白い。当然ながら、そうした建物は住むのではなく殺すために作られているので酷く特異ではあるものの、建築基準法違反は採光程度であり、それに違反ではないが水回りの不備が見られるくらいで思っていたよりも現実的なラインというのが読んでみての感想である。『斜め屋敷の犯罪』では床を斜めにすることが法で想定されていない、というのが面白かった。ネタバレを防ぐために館の最大の特徴に触れていない部分があったのは残念だがそのあたりのバランスはやむなしか。 …続きを読む
    流言
    2017年04月15日
    30人がナイス!しています

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