クジラの跳躍

クジラの跳躍

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1998年11月04日
商品形態:
単行本
ISBN:
9784889916379

クジラの跳躍

  • 作 たむら しげる
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1998年11月04日
商品形態:
単行本
ISBN:
9784889916379

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「クジラの跳躍」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 多様な命の時間が、私たちを取り巻いています。ともすれば人は自分の命の長さ、惑星の運行、自転する地球を計測の基準にしてしまいます。しかし本当はもっとずっと違う時間の流れ方がある。黒猫のサンボと旅する老人 多様な命の時間が、私たちを取り巻いています。ともすれば人は自分の命の長さ、惑星の運行、自転する地球を計測の基準にしてしまいます。しかし本当はもっとずっと違う時間の流れ方がある。黒猫のサンボと旅する老人が波頭に、その兆しを見つけます。6時間もすればクジラの跳躍が… やがて画家が波間から現れ、続々と見物客が集まってきて その跳躍を楽しみます。そこは私達の住む世界の、もう一つの時間軸。ガラスでできてる海を歩いて旅し世界を周る…例えば黄泉が、斯様にゆっくりと時間の流れる処であってくれれば悪くないと一人思いました。 …続きを読む
    キジネコ
    2017年02月06日
    42人がナイス!しています
  • 時の進行を遅らせてクジラを間近に見れる人と、瞬時にしか見れない人。その違いは何だろう。思い出の有る無しか。 時の進行を遅らせてクジラを間近に見れる人と、瞬時にしか見れない人。その違いは何だろう。思い出の有る無しか。
    gtn
    2020年08月12日
    15人がナイス!しています
  • 〝夜の海。大型観光船のデッキ。「なにか見えるかい?」「飛び魚の群れが見えるよ」「きっとなにか、大きな魚に...追われているんだ」・・・真っ黒の海面を見ていると、海の色が変わり緑の大海原に。 その波の上には、黒猫を連れた一 〝夜の海。大型観光船のデッキ。「なにか見えるかい?」「飛び魚の群れが見えるよ」「きっとなにか、大きな魚に...追われているんだ」・・・真っ黒の海面を見ていると、海の色が変わり緑の大海原に。 その波の上には、黒猫を連れた一人の老人が現れて...夢か幻か、現実か?! 「もしや、ク、クジラ?・・・跳躍の前兆だ!」・・・〟レイ・ブラットリの世界に紛れ込んだような、ミラクルな色彩に目を奪われる<たむらしげる>サンの不思議な絵本。 …続きを読む
    Cinejazz
    2023年08月06日
    9人がナイス!しています

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