「秘密。 私と私のあいだの十二話」感想・レビュー
-
「ダ・ヴィンチ」に連載されていたと思われるが、なかなかに面白い企画だ。12人の作家(いずれも売れている人たち)の競演なのだが、3~4ページの掌編をA,B表裏のセットにして物語るというもの。そして、それ …続きを読む2013年11月25日224人がナイス!しています
-
伊坂さんを始め有名な作家達が綴った12編の短編集。レコードのA面・B面のように、ひとつのストーリーを2人の別主人公の視点で綴られています!とても短い短編でほんの短い時間で読めました!これだけ短いお話をA面B …続きを読む2014年10月03日144人がナイス!しています
-
豪華な顔ぶれの12人の作家が、同じ話を二人の主人公A・Bのそれぞれの側からみた掌編2編(A・Bサイド)を1作品として書いたアンソロジー。 吉田修一『ご不在票』:こんな短い話なのに、胸がつまる思いがする作品がか …続きを読む2014年08月23日142人がナイス!しています
著者紹介
吉田 修一(よしだ・しゅういち)
1968年長崎市生まれ。97年「最後の息子」で第84回文學界新人賞を受賞し作家デビュー。2002年『パレード』で第15回山本周五郎賞、同年『パーク・ライフ』で第127回芥川賞を受賞。07年『悪人』で第61回毎日出版文化賞と、第34回大佛次郎賞。10年『横道世之介』で第23回柴田錬三郎賞を受賞。著書に『女たちは二度遊ぶ』『怒り』『森は知っている』『橋をわたる』など多数。