• 物語全体を通してのテーマが「神と悪魔の戦い」である点は永井豪の『デビルマン』と同じですが、一人の人間の中に「銀と黒」（聖と邪、神と悪魔、善と悪）という背反する要素が同時に存在しているところは巻来功士の 物語全体を通してのテーマが「神と悪魔の戦い」である点は永井豪の『デビルマン』と同じですが、一人の人間の中に「銀と黒」（聖と邪、神と悪魔、善と悪）という背反する要素が同時に存在しているところは巻来功士の『ゴッドサイダー』に近いです。２代目アプリル（アプリル・レスター）と義理の父の２人を繋ぐアンビバレンスな感情は、『銀（Argentum）』（１巻・２巻）のジムとアルとそっくりで、物語の反復性が示唆されていると感じます。 …続きを読む
  更紗蝦

  2016年04月04日
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