朝倉義景のすべて

朝倉義景のすべて

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2003年07月18日
判型:
その他
商品形態:
単行本
ISBN:
9784404031334

朝倉義景のすべて

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2003年07月18日
判型:
その他
商品形態:
単行本
ISBN:
9784404031334

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「朝倉義景のすべて」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 朝倉氏系譜に始まり、義景の事績や対織田信長、閨閥、領国支配と家臣団、文芸や一乗谷を含む史跡、山城、年譜と、朝倉義景に関する事柄を広くカバーしている。「金監禾重」さんのレビューにもあるように、”軍記物を 朝倉氏系譜に始まり、義景の事績や対織田信長、閨閥、領国支配と家臣団、文芸や一乗谷を含む史跡、山城、年譜と、朝倉義景に関する事柄を広くカバーしている。「金監禾重」さんのレビューにもあるように、”軍記物を典拠としている部分を明示し、批判も加えている”のは本当に良心的。朝倉義景というと、どうしてもネガティヴなイメージばかりが世にまかり通っているだけに、この歴史一般書は広く読まれてほしいです。 …続きを読む
    フランソワーズ
    2020年07月25日
    3人がナイス!しています
  • 先進地域である越前は貨幣経済のもとにあり、朝倉氏の財政も銭で決済された。それはデメリットもあって、義景は信長との抗争で兵糧不足に苦しむ。信長方の刈田によって生産力が低下したのも痛かったらしい。 先進地域である越前は貨幣経済のもとにあり、朝倉氏の財政も銭で決済された。それはデメリットもあって、義景は信長との抗争で兵糧不足に苦しむ。信長方の刈田によって生産力が低下したのも痛かったらしい。
    ソノダケン
    2018年11月27日
    2人がナイス!しています
  • 朝倉家史、義景伝記、家臣団、一乗谷の発掘調査成果、山城など、よくまとまっている。軍記物を典拠としている部分は明示し、批判も加えているので安心して読める。派手な新解釈などはないが、義景周辺の事実を着実に 朝倉家史、義景伝記、家臣団、一乗谷の発掘調査成果、山城など、よくまとまっている。軍記物を典拠としている部分は明示し、批判も加えているので安心して読める。派手な新解釈などはないが、義景周辺の事実を着実に押さえている、という印象。朝倉家の滅亡は義景個人の資質ではなく、伝統的な組織内のしがらみが随所で足を引っ張っていた、ということが知れてよかった。義景が冬に帰りたがったのが、本人の指向や雪だけではなく、年始の儀式が大名組織の維持に必要だったというのは重要だろう。 …続きを読む
    金監禾重
    2017年10月21日
    2人がナイス!しています

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