喜娘(きじょう)

喜娘(きじょう)

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1995年12月19日
判型:
その他
商品形態:
単行本
ISBN:
9784404023230

喜娘(きじょう)

  • 著者 梓澤 要
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1995年12月19日
判型:
その他
商品形態:
単行本
ISBN:
9784404023230

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「喜娘(きじょう)」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • それぞれの作品に少しずつ他の短編にも絡んだ人物や歴史が出てきて、関係性もおもしろい。最後の短編は趣きが変わって、謎解きのようになっているのもおもしろい構成だ。奈良時代の知識が乏しいので理解できるか心配 それぞれの作品に少しずつ他の短編にも絡んだ人物や歴史が出てきて、関係性もおもしろい。最後の短編は趣きが変わって、謎解きのようになっているのもおもしろい構成だ。奈良時代の知識が乏しいので理解できるか心配だったけれど、時代の流れや政治に翻弄される人々や、その時々の心情など今と変わらぬ人間の物語として楽しめた。 …続きを読む
    やどかり
    2021年03月10日
    23人がナイス!しています
  • 奈良時代の空気を感じられる本。どの作品も時代が個々の内面に反映され、相変わらず面白い。なかでも、複雑な政争を登場人物同士の会話という形でわかりやすく示してくれた『夏の果て』が興味深かった。手元に相関図 奈良時代の空気を感じられる本。どの作品も時代が個々の内面に反映され、相変わらず面白い。なかでも、複雑な政争を登場人物同士の会話という形でわかりやすく示してくれた『夏の果て』が興味深かった。手元に相関図を用意して読めば良かったと思う。また『嘉兵衛のいたずら』には一風変わった楽しさがあった。他とは違って江戸時代が舞台であり、資料を読み解く重要性とそこにはパズルを解くようなように面白さがあることを改めて気付かされた。 …続きを読む
    にゃも
    2021年01月09日
    11人がナイス!しています
  • 表題作の喜娘と、皇室から除籍された聖武天皇の兄弟のすたれ皇子が良かった。彼らのその後は知らなかったけど、無事に生涯を終えられたのなら結果的には除籍程度で済んで良かったと、その後の藤原氏の政争を見ると思 表題作の喜娘と、皇室から除籍された聖武天皇の兄弟のすたれ皇子が良かった。彼らのその後は知らなかったけど、無事に生涯を終えられたのなら結果的には除籍程度で済んで良かったと、その後の藤原氏の政争を見ると思ってしまう。 …続きを読む
    Mana
    2020年12月06日
    6人がナイス!しています

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