天保の雪

天保の雪

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2000年06月19日
判型:
その他
商品形態:
単行本
ISBN:
9784404028716

天保の雪

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2000年06月19日
判型:
その他
商品形態:
単行本
ISBN:
9784404028716

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「天保の雪」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 短編集です。何かに憑いてしまった人を描いた(うーん)表題の「天保の雪」は古河藩主土井利位に仕えた家老、鷹見忠常の眼を通して時代を描いたもの。歴史文学賞受賞作。雪華の美しさから厳しい時代を感じとることが 短編集です。何かに憑いてしまった人を描いた(うーん)表題の「天保の雪」は古河藩主土井利位に仕えた家老、鷹見忠常の眼を通して時代を描いたもの。歴史文学賞受賞作。雪華の美しさから厳しい時代を感じとることが出来て深いものがありました。他の4作は、何かに自分から憑いてしまい目が離れない、仄暗さや濁り、重苦しさを感じるもののよくわからない話でした。奇妙な気味悪さが残っています。「天保の雪」が霞んでしまったのは残念。市原さんと編集者の意図が見えなかったなぁ。 …続きを読む
    浅葱@
    2013年01月28日
    6人がナイス!しています
  • 短編集。感想としては、着眼点とかテーマは面白いんやけど中途半端な印象。どの話も不完全燃焼な感じで、1つの話にいろいろ詰め込みすぎてる感がある。そのため、どの出来事も人物も深く描けていない。もっとテーマ 短編集。感想としては、着眼点とかテーマは面白いんやけど中途半端な印象。どの話も不完全燃焼な感じで、1つの話にいろいろ詰め込みすぎてる感がある。そのため、どの出来事も人物も深く描けていない。もっとテーマを絞るか、2話目以降で1話目の話を他の登場人物の視点からも描くなどしたらもっと良かったかもと思う。せっかく興味深い題材で書いてるのに、十分に生かせてなかったのが残念。あと文章が説明的すぎて、あまり物語の中に入り込めない。2話目で飽きて読むのやめちゃった。題材はどれも面白い。今後の成長と編集さんの働きに期待。 …続きを読む
    ri-fa
    2012年03月06日
    1人がナイス!しています
  • お初の作家さん。掲載の短編5作のうち2作ほど面白いものがあったけど、残りは残念。ストーリーよりも解説的な部分が多くてまるで論文でも読んでる気分だった お初の作家さん。掲載の短編5作のうち2作ほど面白いものがあったけど、残りは残念。ストーリーよりも解説的な部分が多くてまるで論文でも読んでる気分だった
    chako@壁紙は厳島神社
    2014年04月24日
    0人がナイス!しています

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