新・中世王権論

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2004年11月17日
判型:
その他
商品形態:
単行本
ISBN:
9784404032287

新・中世王権論

  • 著者 本郷 和人
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2004年11月17日
判型:
その他
商品形態:
単行本
ISBN:
9784404032287

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「新・中世王権論」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 著者がこの10年間の著書で主張している歴史的視座のベースがここに。今回は北条氏を中心題材としながら、武士とは何かを明示し、鎌倉で成立した王権がどういったものか具体的に示された解りやすい書でした。鎌倉幕府 著者がこの10年間の著書で主張している歴史的視座のベースがここに。今回は北条氏を中心題材としながら、武士とは何かを明示し、鎌倉で成立した王権がどういったものか具体的に示された解りやすい書でした。鎌倉幕府が南関東4ヶ国をベースにしていたこと。室町初期の頃は足利氏が絶対的な存在ではなく、結構自由に歯向かわれていたこと。北条氏は御家人の中でトップにたってきたが、源家の様に絶対的存在になれなかったこと。そして「悪党」とは幕府に包摂されていない非御家人達だということ等学ぶことが多く、満足感一杯でした。 …続きを読む
    ma3
    2016年07月11日
    1人がナイス!しています
  • 天皇機関説について調べるため、読んだ。まえがきのところは参考になったけれど、この部分は引用文献などがないので、手掛かりにするにはちょっと不安を感じる…。天皇の行ったことはなんでも革新的とされる今の風潮 天皇機関説について調べるため、読んだ。まえがきのところは参考になったけれど、この部分は引用文献などがないので、手掛かりにするにはちょっと不安を感じる…。天皇の行ったことはなんでも革新的とされる今の風潮を批判している点もよかった。 …続きを読む
    春猫
    2015年01月29日
    0人がナイス!しています

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