「われ天の子たらん」感想・レビュー
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中国の古代、戦国時代。新興国秦は若き政を王に戴いていたが、実質は 現太后の母の情人・呂宰相の手のうちにあった。実の弟に反乱を起こされ、さらには呂から、「実は政は秦の先代の王の子では なく、自分と現太后と …続きを読む2005年11月04日4人がナイス!しています
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★★☆☆☆ 狩野氏なのでもっと斬新な解釈や創作があるかと期待したが、大筋において広く知られたものの焼き直し。佞臣ではない李斯と、尉繚の存在が興味深かった。元が面白い話なので、全段を描くとボリュームが大変な …続きを読む2017年07月19日2人がナイス!しています
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始皇帝の心の内に迫りつつ、その生涯を綴った歴史小説。出生の疑惑に揺れながらも中国統一へ邁進していく青年時代から、祖霊を否定した自らの魂の行方に不安を抱き、不老不死の仙薬を求める一方で、墓陵内にひとつの …続きを読む2012年02月26日1人がナイス!しています