• まだ軍艦をつくる造船所も製鉄所もなかった幕末に、列強に侵略されないよう、手腕と頭脳を使って開明的に近代改革を推し進めた幕臣がいた。それが小栗忠順と小野友五郎であった。小栗が奔走して完成したさせた国家百 まだ軍艦をつくる造船所も製鉄所もなかった幕末に、列強に侵略されないよう、手腕と頭脳を使って開明的に近代改革を推し進めた幕臣がいた。それが小栗忠順と小野友五郎であった。小栗が奔走して完成したさせた国家百年の計ともいうべき横須賀製鉄所が、富岡製糸場のモデルとなり、そこで作られた生糸が日露戦争を支えた、その歴史の継続性と日本の近代化を賢く大胆に進めた偉人たちの先見性に感動した。止められず、月曜の夜から夜更かししてしまった。 …続きを読む
  桜もち

  2014年06月23日
  6人がナイス！しています
• 江戸幕府末期の、日本海軍の創設にたずさわった武士達の話です。威臨丸での太平洋横断の話を読むと、世間に広く知れ渡っていた勝海舟と、福沢諭吉の、知られざる一面が書かれていました。計9人の世話を艦長の勝海舟 江戸幕府末期の、日本海軍の創設にたずさわった武士達の話です。威臨丸での太平洋横断の話を読むと、世間に広く知れ渡っていた勝海舟と、福沢諭吉の、知られざる一面が書かれていました。計9人の世話を艦長の勝海舟がブルックスという現地の貿易商に託し、充分な金も置いていったとなっていますが、こちらでは木村摂津守が私財を投じたとなっています。福沢諭吉と勝海舟が仲が悪かったというのも、この時の航海が原因と思われます。勝海舟と威臨丸は、セットで偉業をたたえられていますが、勝はあまり艦長としては役に立っていなかったようです。 …続きを読む
  ぶんこ

  1970年01月01日
  3人がナイス！しています

powered by