中島誠之助 やきもの鑑定五十年 やあ、いい仕事してますね

中島誠之助 やきもの鑑定五十年 やあ、いい仕事してますね

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2011年10月07日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
256
ISBN:
9784404040817
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中島誠之助 やきもの鑑定五十年 やあ、いい仕事してますね

  • 著者 中島 誠之助
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2011年10月07日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
256
ISBN:
9784404040817
骨董・古美術の「いい」「わるい」を愛情あふれる語り口で率直に鑑定する著者のエッセイ集。五十年にわたる鑑定の経験を生かした、やきものの見方・楽しみ方をわかりやすく解説します。 骨董・古美術の「いい」「わるい」を愛情あふれる語り口で率直に鑑定する著者のエッセイ集。五十年にわたる鑑定の経験を生かした、やきものの見方・楽しみ方をわかりやすく解説します。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「中島誠之助 やきもの鑑定五十年 やあ、いい仕事してますね」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • この分野、ご多分に漏れず魑魅魍魎の世界に感じる。絶対に手を出してはいけないところだが、そういう中でそれなりの論拠でもって生き延びていくことは並大抵の努力ではないだろう。その辺の整理の付け方をなんとなく この分野、ご多分に漏れず魑魅魍魎の世界に感じる。絶対に手を出してはいけないところだが、そういう中でそれなりの論拠でもって生き延びていくことは並大抵の努力ではないだろう。その辺の整理の付け方をなんとなく伝えてくれる1冊。自宅で嗜む酒一献に拘る徳利、御猪口、高価なものでもなくても良い、そこにどう価値を見いだすかだけ。多分、やきものだけの世界だけではないのだろう。そういう価値観を気づかせてくれるだけでも無駄ではないのでは。 …続きを読む
    遅筆堂
    2011年12月05日
    20人がナイス!しています
  • 骨董と家普請は身上を潰すから手を出すな、と親からも言われ亭主にも言われ。凡百の者の関与することではないかもしれないが、だって~興味があるんだもん♪。「破袋」の水差しが、「やきものが作りえた造形の頂点」 骨董と家普請は身上を潰すから手を出すな、と親からも言われ亭主にも言われ。凡百の者の関与することではないかもしれないが、だって~興味があるんだもん♪。「破袋」の水差しが、「やきものが作りえた造形の頂点」とか「見るたびに思考が変動し、魂が揺り動かされる」と描かれていたので、早速口絵写真を凝視してみたが、なんともヘンな汚い色の壺くらいにしか見えない。ああ情けない。同じ一生でも中島先生の世界とはすれ違う事すらなくて、憧れはするがもう無理。でもきゅうりの漬物だけは三角に切ったら美味しかったので、これからマネます。 …続きを読む
    白玉あずき
    2014年05月01日
    7人がナイス!しています
  • 「開運!なんでも鑑定団」に出演している中島さんのエッセー。テレビに出ているのしか知らないが、ちゃんと骨董屋さんをしているのだとよく分かった。両親を亡くして親戚の家に引き取られ、そこの養子になった。親戚 「開運!なんでも鑑定団」に出演している中島さんのエッセー。テレビに出ているのしか知らないが、ちゃんと骨董屋さんをしているのだとよく分かった。両親を亡くして親戚の家に引き取られ、そこの養子になった。親戚は虎の門で骨董屋を営んでおり、自然と鑑定眼が養われていったのだという。空襲で焼けた店跡から器を掘り起こす話などが印象的だった。自分で骨董店を開業した後も、ご祝儀買いをしてもらったり、同業者の競売会で競合を出し抜いた話、ちょっと小狡いことをして売り抜けた話、一度売ったものが手元に返ってきた話など印象的だった。 …続きを読む
    コカブ
    2014年12月14日
    1人がナイス!しています

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