- 著者 網野 善彦
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2009年12月07日
- 判型:
- 文庫判
- ページ数:
- 376
- ISBN:
- 9784404037954
海民と日本社会
- 著者 網野 善彦
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2009年12月07日
- 判型:
- 文庫判
- ページ数:
- 376
- ISBN:
- 9784404037954
農業中心の歴史観に疑問を抱き非農業民の視点から新しい日本の歴史像を構築してきた著者が、最新の研究成果を基に海民の実像を明らかにし、更なる歴史像を描き出す。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「海民と日本社会」感想・レビュー
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日本の歴史が農業中心の社会であったという通説に疑問を投げかけた1冊。百姓は単なる農民ではなく、多様な職業を営んでいたこと、そして日本が陸の農業だけでなく、海を通じた交易や経済活動に支えられていたことを …続きを読む2025年02月24日21人がナイス!しています
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2013.10.29-11.02:複数の講演録なので話がやや重複。基本的な内容は「百姓=農民」「倭人=日本人」ではなく多様な職種の民衆が含まれるということ、現在日本の国土・海域とされている中でも地域によって独自の政治 …続きを読む2013年11月02日5人がナイス!しています
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陸の農業からの視点でしか語られてこなかった日本史に、海民という新たな視点を加えた筆者。その講演録。 「百姓」は農民のことではない。今までの歴史認識を覆す「網野史観」を確立した筆者。江戸時代の能登の「百 …続きを読む2019年06月18日3人がナイス!しています