日露インテリジェンス戦争を制した天才情報参謀 明石元二郎大佐 帝政ロシア破壊工作報告書を読み解く

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2011年01月21日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
304
ISBN:
9784404039644

日露インテリジェンス戦争を制した天才情報参謀 明石元二郎大佐 帝政ロシア破壊工作報告書を読み解く

  • 著者 前坂 俊之
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2011年01月21日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
304
ISBN:
9784404039644
日露戦争時、陸軍参謀本部より密命をうけた明石元二郎大佐は、全ヨーロッパをまたにかけた秘密工作で日本勝利の重要な一因をなした。その謀略工作の全容に迫る! 日露戦争時、陸軍参謀本部より密命をうけた明石元二郎大佐は、全ヨーロッパをまたにかけた秘密工作で日本勝利の重要な一因をなした。その謀略工作の全容に迫る!

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「日露インテリジェンス戦争を制した天才情報参謀 明石元二郎大佐 帝政ロシア破壊工作報告書を読み解く」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 日露戦争の勝利の要因として明石元二郎大佐による反ロシア勢力と連携した諜報や扇動工作によるロシア内部の撹乱もあったが、そもそもは当時の日本自体が情報工作の整備に本腰を入れていたのもある。しかし日露の勝利 日露戦争の勝利の要因として明石元二郎大佐による反ロシア勢力と連携した諜報や扇動工作によるロシア内部の撹乱もあったが、そもそもは当時の日本自体が情報工作の整備に本腰を入れていたのもある。しかし日露の勝利に驕ったのか後進が上手く育たなかったのかその後の進歩がなく太平洋戦争の敗戦を招き、今もそういった国際的な情報戦に遅れをとっているのが悔やまれる。 …続きを読む
    ようはん
    2021年04月23日
    17人がナイス!しています
  • メインは『落花流水』の現代訳。その中にロシアの歴史も含まれているので前段階を知ることが出来る。読んだ印象としてかなり丁寧に説明している。そして、ロシアの政治的不安定さを理解しそれを招く複数の組織と構成 メインは『落花流水』の現代訳。その中にロシアの歴史も含まれているので前段階を知ることが出来る。読んだ印象としてかなり丁寧に説明している。そして、ロシアの政治的不安定さを理解しそれを招く複数の組織と構成員を調査しているところから一級品のインテリジェンスだと分かる。作者の分析では『失敗の本質』にも重なるが日露戦争で上手く勝てたことが神話となって巨艦大砲主義など時代に沿わない理論を持続させ情報を軽視したことが敗戦に繋がったと指摘していた。これから先も相手にやや譲歩し勝ちに驕らず外交でも生き抜いてもらいたい。 …続きを読む
    なお
    2017年03月24日
    4人がナイス!しています
  • 日露戦争が勃発した背景を日本側からだけでなく、ロシア側からも説明されており大変解り易い。明治維新後、まだ世界デビュー間もなかった日本だからこそ、諜報活動を持って世界情勢を知ること必要性を鋭く感じ取って 日露戦争が勃発した背景を日本側からだけでなく、ロシア側からも説明されており大変解り易い。明治維新後、まだ世界デビュー間もなかった日本だからこそ、諜報活動を持って世界情勢を知ること必要性を鋭く感じ取っていたのではないだろうか。それが太平洋戦争では全く生かされていなかったことは遺憾である。明治時代のインテリジェンスをそのまま持続させていたら、太平洋戦争は起こらなかったのかもしれない。 …続きを読む
    トマシーナ
    2018年06月09日
    3人がナイス!しています

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