「道」をめぐる鎌倉・戦国武士たちのもうひとつの戦い 武士の掟

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2012年02月21日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
200
ISBN:
9784404041500

「道」をめぐる鎌倉・戦国武士たちのもうひとつの戦い 武士の掟

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2012年02月21日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
200
ISBN:
9784404041500
鎌倉時代、城が作られるまでは「大きな道」が権力の象徴でした。くだらない掟を連発する武士と傍若無人な庶民達。中世における「権力の象徴としての」街づくりについて説く一冊。 鎌倉時代、城が作られるまでは「大きな道」が権力の象徴でした。くだらない掟を連発する武士と傍若無人な庶民達。中世における「権力の象徴としての」街づくりについて説く一冊。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「「道」をめぐる鎌倉・戦国武士たちのもうひとつの戦い 武士の掟」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 鎌倉時代を中心にした武士が出した都市民への法令。当時の法令が江戸時代以降のように布告するものではなく、取り締まる武士への命令として出されたものという形態が面白い。なかなか守られなかったもので繰返し出さ 鎌倉時代を中心にした武士が出した都市民への法令。当時の法令が江戸時代以降のように布告するものではなく、取り締まる武士への命令として出されたものという形態が面白い。なかなか守られなかったもので繰返し出されるので、実際に都市で起っていることがわかるという逆説的な点も面白い。権力者が必死で理想を守ろうとするのに市民が一向に言うことを聞かない様子はおかしい。 …続きを読む
    wang
    2012年07月15日
    2人がナイス!しています
  • 新聞の書評あるいは紹介欄にあったので図書館から借りて読んでみた。武士が守るべき掟が話の中心と思っていたところ、さにあらんや、武士が作った掟の話であり、それが道に関することだった。ただ日本とヨーロッパの 新聞の書評あるいは紹介欄にあったので図書館から借りて読んでみた。武士が守るべき掟が話の中心と思っていたところ、さにあらんや、武士が作った掟の話であり、それが道に関することだった。ただ日本とヨーロッパの中世において、死者や死体に関する違いが書かれており、興味深かった。 …続きを読む
    かずくん
    2024年07月21日
    1人がナイス!しています
  • 統治する側の武士と、統治される側の民衆の鬩ぎ合いを「法=掟」から読み取る……鎌倉だけでなく分国法も扱い、そこから都市論へと展開していく。法の網目を掻い潜ろうとする輩は、この頃から既にいたんですね(笑) 統治する側の武士と、統治される側の民衆の鬩ぎ合いを「法=掟」から読み取る……鎌倉だけでなく分国法も扱い、そこから都市論へと展開していく。法の網目を掻い潜ろうとする輩は、この頃から既にいたんですね(笑)
    三頁(さんぺーじ)
    2012年07月23日
    1人がナイス!しています

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