にわか産婆・漱石

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2009年11月09日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
344
ISBN:
9784404037725
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にわか産婆・漱石

  • 著者 篠田 達明
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2009年11月09日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
344
ISBN:
9784404037725
産婆が来る前に夏目漱石婦人の陣痛が始まってしまった…。孤立無援の一夜を描く表題作他、直木賞候補作「大御所の献上品」等5篇収録。 産婆が来る前に夏目漱石婦人の陣痛が始まってしまった…。孤立無援の一夜を描く表題作他、直木賞候補作「大御所の献上品」等5篇収録。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「にわか産婆・漱石」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 面白い!夏目漱石の第四子の「胎児」が語り部。歴史文学賞受賞作。鏡子夫人の陣痛が始まるが産婆が来ない…文豪としてのプライドと葛藤しながら「赤ん坊をとりあげるのは、このおれを除いて他に誰がいよう」と、孤軍 面白い!夏目漱石の第四子の「胎児」が語り部。歴史文学賞受賞作。鏡子夫人の陣痛が始まるが産婆が来ない…文豪としてのプライドと葛藤しながら「赤ん坊をとりあげるのは、このおれを除いて他に誰がいよう」と、孤軍奮闘ドタバタな夜が明けていく。「パパは世間の人たちからみれば立派な人かもしれないけれど」「欠点だらけの夫であり、父親にすぎないわ」描かれているのは、そんなフツーなパパ漱石。産婆になり臍の緒を切る漱石。そしてこれが後の「則天去私」に繋がる。他に直木賞候補作『大御所の献上品』など五つの短編集。『平手打ち鷗外』も◎ …続きを読む
    kaoriction@感想は気まぐれに
    2012年11月13日
    12人がナイス!しています
  • 1年以上かかって読み終わった。短編集なのでいちいち世界観に入り込むのが苦労したけど面白かった。読んで良かったと思った。 1年以上かかって読み終わった。短編集なのでいちいち世界観に入り込むのが苦労したけど面白かった。読んで良かったと思った。
    笛ミチル
    2013年05月23日
    0人がナイス!しています

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