- 著者 堀井 拓馬
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2012年08月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 384
- ISBN:
- 9784041004487
夜波の鳴く夏
- 著者 堀井 拓馬
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2012年08月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 384
- ISBN:
- 9784041004487
異形のあやかしと妖艶な姫。禁断の純愛劇!
大正の世、妖怪ぬっぺほふこと「おいら」は財閥家の令嬢コバト姫に飼われ、純愛を捧げていた。おいらは彼女と関係を持つ義理の兄・秋信を殺すため、人を不幸にする絵「夜波」を手に入れようと画策するが……。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「夜波の鳴く夏」感想・レビュー
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ぷよぷよのでろでろ、いい匂いのする「ぬっぺほふ」。ぬっぺほふに舐め続けられると「人間飴」となる。人を不幸にする絵「夜波」は人の目を離さず、次第に狂気の世界に導き惨劇を招く。そしてまるで「夜市」のような …続きを読む2018年07月09日81人がナイス!しています
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名もないぬっぺほふの一人称での絶妙な語りの一章から二章、一転、日記形式で執着と狂気と身勝手な心を、そそられて止まないエログロな表現で描いた第三章、嗜虐と被虐の愉悦を身体の奥から感じてしまう第四章、そし …続きを読む2020年08月30日75人がナイス!しています
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読み慣れた好みの世界観にオリジナル要素が加わって、ぞわぞわずりずり面白かった。妖怪たちが集う「無得市」は夜市のような妖しい雰囲気。ぬっぺほふに舐められ続けた「人間飴」、人を不幸にする絵「夜波」が引き起 …続きを読む2018年02月16日73人がナイス!しています