• ホームズ長編の1篇で、国外の秘宝の争奪戦の顛末を描く。面白かった！とっかかりも面白いし、後半の追跡劇もアクション風でまたよし。事件の解決より目を惹いたのが、大英帝国のスケール感とその存在感。当時のロン ホームズ長編の1篇で、国外の秘宝の争奪戦の顛末を描く。面白かった！とっかかりも面白いし、後半の追跡劇もアクション風でまたよし。事件の解決より目を惹いたのが、大英帝国のスケール感とその存在感。当時のロンドンを散歩したいものだ。英国は世界を支配する一大帝国だった。怪しげな外国人や国外のおどろおどろしい風景が、モンド映画風のテイストを醸し出す。ホームズがコカイン常用者でワトソンがこころよく思っていない描写、ワトソンの結婚のエピソードあり。 …続きを読む
  absinthe

  2022年06月29日
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• ワトソンに夕食を作る等、ホームズのキャラクターが膨らんで来たが、ラストで結婚のためワトソンが同居を解消。昔、読んだときも感じたがホームズとワトソンの同居解消って展開早いなぁ。書かれた時代と現代でコカイ ワトソンに夕食を作る等、ホームズのキャラクターが膨らんで来たが、ラストで結婚のためワトソンが同居を解消。昔、読んだときも感じたがホームズとワトソンの同居解消って展開早いなぁ。書かれた時代と現代でコカイン等のドラッグの扱いは結構違っていると判っていても、ホームズが普通に使用しているのは、ちょっとショックかな。 …続きを読む
  くりへ～

  2017年12月13日
  82人がナイス！しています
• ホームズの元を訪れたのは美しき依頼人モースタン嬢。毎年誕生日になると大粒の真珠が送られてくる、しかも今年は真珠の送り主から呼び出されているという。ホームズはワトソン、モースタン嬢と向かった先で事件に遭 ホームズの元を訪れたのは美しき依頼人モースタン嬢。毎年誕生日になると大粒の真珠が送られてくる、しかも今年は真珠の送り主から呼び出されているという。ホームズはワトソン、モースタン嬢と向かった先で事件に遭遇する。 名犬トービーとの捜索やテムズ川での追跡劇など、探偵として真相を究明しようとするホームズの姿が格好いい。コカインに執着する様子も興味深い。本書ではワトソンが自身の恋心と葛藤するシーンも注目であり、まさに盛り沢山な内容。 また、犯人が運命に抗えず自身の人生を振り回された過去を語るシーンも印象的。 …続きを読む
  tonnura007

  2024年10月14日
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