スローカーブを、もう一球

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2012年06月22日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
288
ISBN:
9784041003275
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スローカーブを、もう一球

  • 著者 山際 淳司
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2012年06月22日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
288
ISBN:
9784041003275

スポーツにとりつかれた男たちを描く、ロングセラーノンフィクション。

ホームランを打ったことのない選手が、甲子園で打った16回目の一球。九回裏、最後の攻撃で江夏が投げた21球。スポーツの燦めく一瞬を切りとった8篇を収録。 ホームランを打ったことのない選手が、甲子園で打った16回目の一球。九回裏、最後の攻撃で江夏が投げた21球。スポーツの燦めく一瞬を切りとった8篇を収録。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「スローカーブを、もう一球」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 発見角川】野球、漕艇、拳闘、squash tennis、棒高跳び。運動競技の紀実小説。残念な話が続くとめげる。初出は、Sports Graphic Number 1,9,文芸春秋、野生時代、小説新潮。取材対象、参考文献一覧などがあると嬉し 発見角川】野球、漕艇、拳闘、squash tennis、棒高跳び。運動競技の紀実小説。残念な話が続くとめげる。初出は、Sports Graphic Number 1,9,文芸春秋、野生時代、小説新潮。取材対象、参考文献一覧などがあると嬉しい。第8回日本ノンフィクション賞受賞作 …続きを読む
    kaizen@名古屋de朝活読書会
    2015年06月29日
    144人がナイス!しています
  • 実に久しぶりに手に取った。スポーツノンフィクションの傑作短編集。この中に収録されている「江夏の21球」は1979年の日本シリーズ第7戦。プロ野球史上でもっともドラマチックな試合の一つだろう。これを読んでyo 実に久しぶりに手に取った。スポーツノンフィクションの傑作短編集。この中に収録されている「江夏の21球」は1979年の日本シリーズ第7戦。プロ野球史上でもっともドラマチックな試合の一つだろう。これを読んでyoutubeで当時の画像を改めて見るとなるほどなと感慨深い。あのスクイズをよく外したなあ。ただ、自分にとってはこのシーンよりも冒頭に収録された1979年夏の甲子園、星稜VS箕島の延長18回の大熱戦「8月のカクテル光線」の方が印象深い。これもまた、甲子園の歴史に残る試合である。★★★★ …続きを読む
    サンダーバード@永遠の若者協会・怪鳥
    2017年11月25日
    131人がナイス!しています
  • 山際淳司の作品を読むきっかけとなった1冊。再々読、前回読んだのは、広島カープOBの衣笠が亡くなった時。なぜか、「江夏の21球」に出てくる江夏と衣笠の会話を思い出したからだ。この本には、この短編以外にも 山際淳司の作品を読むきっかけとなった1冊。再々読、前回読んだのは、広島カープOBの衣笠が亡くなった時。なぜか、「江夏の21球」に出てくる江夏と衣笠の会話を思い出したからだ。この本には、この短編以外にも「八月のカクテル光線」「「背番号94」「スローカーブを、もう一球」等の野球を題材にした作品があるが、登場人物は有名選手ではない、そこがこの短編の読みどころでもある。他の作品も馴染みの薄いスポーツが多いが、それぞれの競技に様々な思いで挑む選手の姿に心を打たれる。山際淳司の静謐な文章が彼らを引き立てている。 …続きを読む
    ふじさん
    2023年11月21日
    98人がナイス!しています

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