- 著者 坂口 安吾
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2012年05月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 608
- ISBN:
- 9784041002445
続 明治開化 安吾捕物帖
- 著者 坂口 安吾
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2012年05月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 608
- ISBN:
- 9784041002445
安吾の傑作推理小説。幻の捕物帖が今、よみがえる!
文明開化の明治の世に次々起こる怪事件。その謎を鮮やかに解くのは英傑・勝海舟と青年探偵・結城新十郎。果たしてどちらの推理が的を射ているのか? 安吾が描く本格ミステリ12編を収録。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「続 明治開化 安吾捕物帖」感想・レビュー
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新興宗教による事件を描いた日本のミステリーはこれが最初なのではないだろうかと考えてしまった「魔教の怪」が一番面白かった。殺人の手口の残忍さなど、群を抜いて面白い。勝海舟の推理パートが減り、文章がちと読 …続きを読む2016年04月11日33人がナイス!しています
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★★★☆☆文明の灯りに追いやられた闇に息づく殺意。肝臓喪失死体とカケコミ教「魔教の怪」、葬式還暦祝いとヘップリコ「赤罠」、女相撲と恐喝殺人「乞食男爵」、バラバラ死体とタケノコメシ「トンビ男」など真相は正直 …続きを読む2022年02月13日24人がナイス!しています
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「当時の風俗がわからない」「登場人物が多い」等読みにくさがあるらしい。だけど読みにくくても、そこには確かな面白さがあるのだから堪えて欲しい。未知はスラスラ読めない代わりに、既知よりも新鮮さを味わえるは …続きを読む2013年04月16日16人がナイス!しています