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「西巷説百物語」感想・レビュー
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鮮やかな仕掛けや巧みな構成もさる事ながら、柔らかな関西弁で綴る文章の巧さが際立つ。詩篇のように類似の言葉を畳みかける事で濃度が増し、その韻律の波濤の様なリズムは小気味よく、耳触りの良さに加えて緊張感を …続きを読む2021年06月15日197人がナイス!しています
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敢えて積んだままにしてたのにとうとう読んじゃったなぁ。もう皆さんには会えないのかなぁ。「続西巷説百物語」書いてくれればいいのに。。さて今回は林蔵さんが主役です。はてこんな感じの兄さんでしたかな?物語の …続きを読む2015年06月15日91人がナイス!しています
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第24回柴田錬三郎賞受賞作でありシリーズ完結編になります。小江戸ではなく、上方が舞台なのに少し違和感を感じました。でも、どこであってもいつもの百物語であることで包み込まれている物語に次第に慣れていきまし …続きを読む2019年04月25日87人がナイス!しています
著者紹介
京極 夏彦(きょうごく・なつひこ)
1963年、北海道生まれ。小説家、意匠家、全日本妖怪推進委員会肝煎。94年、『姑獲鳥の夏』でデビュ
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