草のうた

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2012年04月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
272
ISBN:
9784041002438
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草のうた

  • 著者 三浦 綾子
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2012年04月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
272
ISBN:
9784041002438

生きるとは何か。幼少期を描いた自伝的小説!

1922年旭川で生まれた私。不安の中にあった幼年期を経て小学校へ。親しい人の死や同居していた叔母の結婚などさまざまな経験をし、生きることの意味をおぼろげながら感じ始める――。 1922年旭川で生まれた私。不安の中にあった幼年期を経て小学校へ。親しい人の死や同居していた叔母の結婚などさまざまな経験をし、生きることの意味をおぼろげながら感じ始める――。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「草のうた」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 三浦綾子さんの原点といえると思います。影響を受けたこと、感動したこと、思ったことなどが丁寧に紡がれていて子供時代の三浦綾子さんを知ることができました。『道ありき』3部作を読み、信仰に生きるようになった 三浦綾子さんの原点といえると思います。影響を受けたこと、感動したこと、思ったことなどが丁寧に紡がれていて子供時代の三浦綾子さんを知ることができました。『道ありき』3部作を読み、信仰に生きるようになったあり方を見て、子供時代はどのような少女だったのか興味を持っていたので、この本に触れられて良かったです。子供の頃から「生きる」ことをぼんやりと意識し始めたことが後の愛と信仰と文学に生きる姿につながったのだと思いました。 …続きを読む
    優希
    2016年09月13日
    101人がナイス!しています
  • 三浦綾子さんの原点を見たようでした。人一倍臆病な子が旧友との触れ合い、人の死を通じて「生きる」ことを考え始めたのですね。綾子さんの信仰は、ここから始まったように感じます。幼少期から綾子さんが愛と信仰に 三浦綾子さんの原点を見たようでした。人一倍臆病な子が旧友との触れ合い、人の死を通じて「生きる」ことを考え始めたのですね。綾子さんの信仰は、ここから始まったように感じます。幼少期から綾子さんが愛と信仰に導かれることは、暗示されていたのだと思います。 …続きを読む
    優希
    2021年07月01日
    55人がナイス!しています
  • 1922年、北海道の旭川に生まれた、作家三浦綾子さんの自伝小説。冒頭に三、四歳で祖母と据え風呂に入っていたところから、日本が次第に軍国主義に傾ていく時代を背景に小学生六年生までを描いており、父、母、叔母、 1922年、北海道の旭川に生まれた、作家三浦綾子さんの自伝小説。冒頭に三、四歳で祖母と据え風呂に入っていたところから、日本が次第に軍国主義に傾ていく時代を背景に小学生六年生までを描いており、父、母、叔母、兄が三人姉と妹、弟三人の都合十二人家族の中で育ち、学校など友人達との体験が細かく描かれています。題名どうり、道端に生える草のようにどこにでもいる平凡な少女時代であった作家三浦綾子さんの原点が語られています。 …続きを読む
    ソーダポップ
    2021年08月09日
    42人がナイス!しています

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