- 著者 三浦 綾子
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2012年07月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 400
- ISBN:
- 9784041003855
続氷点(下)
- 著者 三浦 綾子
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2012年07月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 400
- ISBN:
- 9784041003855
愛と罪の赦しにせまった感動巨編、完結。
大学生になった陽子は偶然実の弟・達哉に出会い、実母・恵子のことを知る。また兄・徹と、徹の親友・北原に求愛され悩む陽子。複雑な人間関係の中で、いつしか陽子は成長し実母への憎しみが薄れていく……。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「続氷点(下)」感想・レビュー
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「罪は、たとえ人間の命をもってしても、根本的につぐない得ないもの。確かに罪とは、ゆるされる以外にどうしようもないものかもしれない。」 罪を犯したことがない人間なんてひとりもいない。生を受け産まれくるこ …続きを読む2017年01月29日116人がナイス!しています
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自ら復讐すな。復讐するは我にあり、我これを報いん。真に裁き得る者だけが、真に赦し得る──『赦し』のためにここまでページが割かれてきたが、テーマだけが一人歩きすることはなく、小説という形式の中へと入念に練 …続きを読む2021年05月09日110人がナイス!しています
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陽子の潔癖さが、次第に己を苦しめる。産みの親と育ての親。二つの家庭を思い遣り、誰にも本音を語れず…ストレス溜まるだろうなぁ~。異性への想いも揺れ動く。生きるという事は、生易しくはないが、陽子のおかれた …続きを読む2017年04月12日107人がナイス!しています